私は以前とても生理が重いタイプでした。

 

高校では、生理痛がひどくて座薬を入れるほど。

子宮内膜症と言われ、ピルを飲むことを勧められたり。

量は多く、出血期間が長かったです。

 

今思えば、体がとても冷えていましたし、

疲労、ストレスなど

そうなる要因が重なってのことだとわかりますが、

当時はとにかく泣けるくらい辛かったです。

 

 

 

 

今は生理痛はほとんどなく、

まだPMSと思われるイライラはありますが、

昔に比べたらずっと楽になりました。

 

食べ物や、出産、自分の体に向き合うなど

確かに色々やってきたのですが、

その中で特筆すべきくらい、

体調が良くなった習慣があります。

 

 

 

 

 

それは、

生理が始まってから4日間は

自転車に乗らないこと。

眠たい時はとにかく寝るに集中すること。

 

 

その習慣のおかげで、

その後の次の生理までの

約28日間を通して、

格段に日々の体調が良くなりました。

 

 

 

 

 

 

体の自然な変化(例えば熱や怪我)は

丁寧に観察してみると、

起承転結というように、

4日間のサイクルで変化していきます。

 

 

 

生理で言えば、

 

はじめにしっかりガッと骨盤が開いて、

二日目にドバッとしっかりでて、

三日目あたりで体も落ち着いてきて、

4日間で経血が殆ど出なくなるのが、

自然の流れに沿った動きとなります。

 

感覚だともう3日目には閉まる動きが

入り始めているような気がします。

 

 

 

 

生理中は一番骨盤が開き、

生理が終わると高潮期に向けて

骨盤が締まります。

 

骨盤が開くというのは、

一番極端な状態が

出産です。

 

その頃の女性の姿からもわかるように、

骨盤が開くと

雰囲気としてや柔らかく、女性らしくなります。

体型は全体的に丸くなります。

眠くなったりもします。

 

 

そして骨盤が閉まった状態が、

歌舞伎や能、日本舞踊などでの動きに近くなります。

 

空気感でいうと、ピリッとどこか緊張感の漂う、

凛とした状態でしょうか。

 

骨盤の締まった状態は、

下腹部(丹田)に力が集まり、

身体機能が上がりやすい状態です。

 

 

 

 

 

それを女性の体は

約28日間かけて

開くと閉まると繰り返し

柔らかくふんわりとした時期と

活動的な時期とを過ごしているわけです。

 

その28日間のうち、

生理の4日間と排卵が

開く動きと締まる動きが切り替わる

女性の体の転換ポイントとして

とても重要なタイミングになります。

 

 

そして、その動きの波が

阻害されることが、

自然の動きを妨げることになり、

体の不調につながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、自転車の話になりますが、

自転車って

両足で漕いでいるように見えて、

かなり利き足で押し出しているそうなのです。

 

だから、片方の股関節に負担をかけやすく、

股関節の歪みが作られた状態になるんです。

 

その為、

生理中、骨盤は開閉運動を行なっているのですが、

自転車に乗ることで、

左右に偏らせる動きをするので、

骨盤の開閉の動きが阻害されてしまうんです。

 

 

骨盤の開閉の動きに比べて、

自転車を漕ぐ動きの方が、

必要な力も、動きの範囲も大きいですから、

開閉運動が阻害されてしまうのは

しょうがないんですね。

 

 

 

なので、

生理中に自転車を乗るって、

女性の体の波の転換ポイントで、

その動きを妨げてしまうことになるんです。

 

それって結構

女性にとっては大きな負担なのです。

 

 

 

 

で、去年の春頃からか、

生理の間は自転車を乗ることを

やめてみたんですね。

 

 

そうしたら、

生理の期間が4日で

殆ど終わるようになり、

 

生理でない期間は

体の軽さとフットワークの軽さが出て、

行動力がずっとアップして、

周りの人と比較することはできないものの、

とにかく快適で。

 

快適で。

 

快適で。

 

 

 

 

骨盤が開く時期にしっかり開いて、

締まる時期にしっかり締まっているから、

体が整った状態でスムーズに動けているということなのでしょう。

 

 

 

 

 

私は駅から徒歩20分ほどのところに自宅があるので、

普段何をするにも大抵は自転車で移動します。

(車はペーパーで乗れません)

 

でも、どんな用事があっても、

今は生理の間は

自転車に乗らずに、歩くか、

タクシーに乗ります。

 

 

走ったり、重いものを持って歩くのも

できる限りしません。

(子供の抱っこも、椅子に座ってか、歩かないでその場で抱っこのみです)

 

 

それだけで、

一ヶ月の過ごしやす、心地よさがぐんとアップするのです。

 

結果、自分がご機嫌な時間が増え、

家族にもずっと優しく接せれてる自分がいます。