日曜日は野本真由美先生講演の「ZO SKIN HEALTH」の勉強会に行ってきました。
思いがけず麗ちゃんとも会えたので3人で記念写真を撮ってもらいました。その後は麗ちゃんとお茶(おちゃけ?笑笑)しながらゆっくりとお話しできました。
久しぶりに妹分にギューっと愛を伝えてきました。
そして肝心の講演の内容ですが、大変勉強になりました。私なりに主旨をまとめると
・GSR(GET SKIN READY)がとても大切。手持ちの洗顔料ではなく、きちんとZOの洗顔料を泡立てて使用する。GSR単体でも肌状態がかなり改善する場合もある。
・慢性炎症は老化のもとなので、しっかりと治療することが必要。急性炎症は良い刺激となる。
・トレチノインは全層で治療できるがレチノールは表層の治療に留まる。
・刺激が少ないと治療に時間がかかり効果も表層に留まってしまうので、刺激が少ない場合はオイルコントロールをすることとpHを下げることが必要。
・耐性にはresistanceとtoleranceがあり、前者は治療の効果がなくなることで後者は反応に慣れてくることである。トレチノインは5か月以上使用するとresistanceが出てくるので、5か月使用したらレチノールに変更した方が良い。
・一見アレルギーのように見えても、ROAT試験を行って問題がなければ少しずつ使用を再開することができる。
・ハイドロキノンは5か月連続で使用したら3ヶ月は休薬する必要がある。
・最初のカウンセリングを行うときには、セラピューティック後の治療も含めて全体のストーリーを伝えておくと良い。
・リニューアルされたデイリーPDにはビタミンAが入っていないので、A反応が強い方にも安心して使える。バリア機能の改善やDNEリペアーが期待できる。
・表面から保湿するのではなく、中から乾燥しない皮膚を作っていくことが大事。
野本真由美先生の講演は何度も聞いていますが、圧倒的なプレゼン力で本当に伝えたいことへのパッションを感じました。私もセラピューティックをやってみたいと思いましたし、これから患者様にもどんどん勧めていきたいと思います。ZO SKIN HEALTHについてだけではなく、講演の仕方についても学びがありました。私自身の講演にも活かしていきます。
あきこクリニック TEL 03-5717-3444 またはメール info@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。
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