ボサノヴァといえば弾き語り...なイメージですが
実は、ブラジル人女性アーティストは少ないんです。
日本では、小野リサさんからボサノヴァが広まったので
全く抵抗なくその姿が浸透しましたが
1950年代のブラジルでは、
女性がギターを弾くのは、はしたない
という風潮があったそうで
ギターを弾きながら歌うのは、男性ばかりでした。
今じゃ、信じられない
そこへ登場したのが、
ボサノヴァのミューズ;ナラ・レオンです。
ナラはコパカバーナのアパート(日本でいうところのセレブマンション)に住んでいて
その部屋がボサノヴァを研究する若者の溜まり場になっていました。
そこでカルロス・リラやホベルト・メネスカルにギターの手ほどきを受け、自ら弾き語りを始めます。
ヴォーカルだけの時は、かなり難しい曲を歌っていますが
弾き語りになると、易しめのラインナップに
コードも弾きやすいものにアレンジされているのがわかります。
残念ながら若くして病気で亡くなってしまいましたが
元気だったら、最近までまだその歌声を聴けたかもしれませんね。
そして、もう1人外せないのはホーザ・パッソス。
とても可愛らしい声のヴォーカルで、ギターテクニックも豊富です。
代表的なお2人の音楽、ぜひ聴いてみてくださいね。
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