今はなかなかこれほどのドラマを作れない。
無料で数千円の映画を観ているのと同じに感じる。
いや、それ以上の価値を感じる。
気づいていないのだ。
夫婦ではないけれど
実は夫婦同然、それ以上の2人になっていることに。
それは「夫婦」という形だけ、名前だけのものではない。
どの瞬間も美しくて
カメラマンの気持ちになる。
この純粋さを画くことは簡単ではない。
そして
「友情」とか
「人徳」などを人は欲しがるけど
声に出さなくてもよい。
私がまだ子供の延長だった大学生時代。
ある芸術家は私に言った。
「ハリウッドのスターが短期間で役作りのために◯kg痩せたなんていうけどな。
それがプロという事なんだ。
彼らはそれを含めてが◯億円のギャランティなんだ。
お前がその立場なら安いと思うか?
それとも高いと思うか?
それでもその映画がヒットすれば賞賛され
ヒットしなければこき下ろされる。」
人は何かを賞賛し、
何かをけなす生き物。
それはまだまだ変わらない。
こんな発言をした、
こんな行動をしたと
言わなければ気が済まない
そんな生き物ゆえ
医療従事者はヒーローなのに
荷物を運び、積み降ろしするドライバーもヒーローなのに。
心ないことばを浴びせる人が存在する。
なら、
あなたがやってみなさい。
グダグダ言うなら自分でやってみなさい。
「仕事の流れ」や
世の中の仕組みを体感できるだろう。