※画像は全てお借りしました。
成人式のお話、二回目は
検索すると画像は面白いように出てきました。
特徴分かって頂けますか
正にこちら。以下も髪飾りは違えど、
かなりこのあたりが多かったです。
今年はやはり黒髪。
面白いほど黒髪。
傾向はずばり「盛らずに落ち着き。
髪飾りは低め」。
黒髪だと重たい印象になるので編み込みは主役でなく土台で膨らませてからまとめる。
一応選んで頂きますが当然ながら迷われたらこんなバランスに。
唯一の苦労というか、
恐らくなのですが
本当に「こだわり中のこだわり」だと思うのですが。
物理的に無理が出る注文が。
襟足部分の長めの毛をくるんとさせたいとのこと。
「なんでそれに拘るのよ」とおっしゃるお母様から娘さんをフォローする技術者たち。
ヘアさん「大丈夫、今年はこの部分のご注文も多いですよ。」
優秀でしたー、ヘアさん
お一人だけ長さがあるため、お着付けの後に再度巻いたようです。
※このお嬢さんをメイクしましたが私にしては最長の時間がかかりました。その話はまたの機会に。
私が感動したのは
「かなり硬めのショートヘア」から素晴らしい適度なボリュームにもっていくヘアさんの技術
更にかなり太くて癖が付きにくい方がいらしたのです。
が、身長もあるし肩幅もある。
このままでは振り袖に対してヘアスタイルのバランスが弱くなってしまうであろう・・・
が
私の隣にいたベテランの男性ヘアさん、Hさん。(映画などの現場に入られるらしい)
見た目は正直怖かったのですが。(当日は隣に配置され、実は恐縮しながらメイクしていたのです。)
・・・というのは
前撮りでご一緒した時から感じたのですが・・・
見た目が⚪ンピラっぽいのです。(ごめんなさい)
※多分私と同世代。
正に真の技術者
注文以上に「昇華して」素晴らしく仕上げるのです。
私も
「わっ👀、カッコいい」と本音が。セット完成を待つ間に後ろから見てしまいました。※師匠も後ろから見入っていました。
下向きなペッタンコの状態から
後ろは女性らしいリーゼントっぽくバックスタイルにボリュームを。
そして前髪も絶妙なバランスに仕上げるのです
私はその女性のメイクをしたのですが
「お願いします」「お任せします」を連呼する緊張したお嬢さん。
そのため終始緊張の様子が伝わってきて。
私も「たまにいらっしゃるな。」と
リラックスして頂くのに少し時間がかかりました。
が、
黒目がちでパーツが大きく、
おしゃれをしないのだけれど自分の魅力に気づいていないお嬢さん
なので、メイクが終盤にさしかかると・・・
「」という感じの表情をして着付けに行かれました。
肌トラブルは一切ないのですが、
肌がかなり硬め。
なのでスキンケアの段階で可能な限り柔らかくして、魅力を最大限に出しながらも
シンプルにお仕上げしました。
普段メイクもせず、
おそらくはヘアスタイルにも大きなこだわりのないスポーツ選手みたいな新成人さん。
自分のキレイの可能性に気づいてくれたら嬉しいですね。
本日もお読み頂きありがとうございました。
akiko