何年ぶりかで現場に出たわけですが
明らかな事が。

それは
「こうしたい」と意志のあるお嬢さんが少なくなったことです。
髪型はこちらばかり下矢印




離れていた間のことを例のヘア技術者のNさん
「どうですか、最近は傾向として何か変化は感じますか!?」と訊いてみました。

Nさん「前に比べて自分のこうしたい、っていう意見を持ってる娘が減ってる気がします。
どうしたいか訊いても
うーーん、
・・・が多くて逆にやりにくいです。」とのこと。
 
額出し、下矢印ほぼなしーー。


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ビスケ「おねーたん。」
セラム 「なんだ小僧」
「おねーたんはなんでそんなに意思が強いんでちか?
「・・・・・・。」

ある涼しい晴れ朝の景色です。上矢印上矢印上矢印

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髪型自体、だいぶ控えめ。

いつの時代もまっっったく変わらないのは前髪のみ。


注意今回の修羅場注意
私はもう慣れているので特になんともないですけど

会場の責任者さん
受付で許可してはいけないことがあるのです上差し上差し上差し

ご父兄、つまりはお母様をヘアメイクの会場に入れてしまうこと。

嫌な予感はしたのですが
今回、担当のかたが不馴れなのでやっちまいましてタラータラータラー

師匠が「子会社が買収されたりして人員が変わってね。社員さん、真面目なんだけど慣れないから結局僕が一番ベテランになったから請けることになってね。」

・・・・こういうことは一度経験しておかないと今後にも活かせないアセアセアセアセアセアセ

途中で
あー、やっちゃったんだーーー。と思いました。

お向かいにいた娘さんはお母さんがめちゃくちゃ強くて
「あなたはどうしたいのよ!?!?!?」と娘に向かい喧嘩腰。

技術者は一番困るのだ。
数分完全にストップしてたアセアセアセアセアセアセ

曖昧だし一切決まらないので進まない。

物理的に無理な髪型もあるので断ることもある。

でも
お母さんが強すぎて恐いのだ。


あ、私は別にたーーーくさん経験あり。
責任者をずーっとやっていたので数々のへんな技術者の尻拭など既に経験済み口笛

私が栄養ドリンク喉を潤すためになんとかヘアメイク室の外に出ると

ちょうど
師匠が責任者を大説教ーーー

雷現場は常に闘い雷

主導権を握りスピーディーに終わらせたり

手強い!と感じたら「どうぞなんでもご要望通りにしますよ」の姿勢も大切。

二十歳の本人は初めての事なので
こちらが提案し
「やり直すのはできるので先ずはやりましょう!
で進めないと
気づくとあっという間に数十分経過するのである。

慣れないと本当に45分、ベースメイクしかできてない人もいた。

カウンセリングを円滑に進め

肌の状態をみてメイクするのが仕事である。

これができず
「メイクブラシがしたいんです。メイクで人を幸せにしたいんです化粧品。」とこの世界に飛び込み
ものにならない人を見てきました。

はい。
皆さん本日もお読み頂きありがとうございました。
akiko