昨日、腰痛と頭痛で音声でしか聞かなかったある事件。


 今朝のニュースで見たら、商業施設名こそ出していませんでしたが・・・


あれ(背景に映ったビル)は、新宿のルミネエストですよね。


 勿論その店舗のスタッフのやったことは窃盗であり、許されることではありません。しかも複数人数。


 私は5年前まで実際に現場となった「倉庫」にしょっちゅう出入りしておりましたが、<管理>なんて言えるものではありませんでした。


 5年経過しましたが、恐らく改善されてはいないと思います、現在働いている方に聞いたわけではないですが・・・。


 現在のルミネエストは、2006年の春まではルミネではありませんでした。

「マイシティ」という、地元の店舗を多く入れた商業施設だったのです。


 私はその切り替わりの時期(2006年3月)に前職場に入社し、

入館証を入手したのですが、4月に再度入館証の作り直しがあったため

よく記憶しています。


 それはそれは、駅ビルならではの人ごみのながで

多くのトラブルがありました。


 そして今回の問題の<倉庫>、ニュースで「暗証番号のある鍵が・・・」と

言っていましたが、<倉庫>とはイメージが遠いんです。


 映画で見る古い牢獄のような、大雑把なスペース。

人間が倉庫間を抜け通ることはできませんが、

鍵といってもいわゆる南京錠です。4桁の数字を合わせて、という

ちょうど自転車の鍵みたいなものでした。あくまで当時の話ですけども。


 当店は化粧品でしたから、什器・ショッパー・化粧品のサンプル・試用見本・・・健康食品など。

(コラーゲンドリンクが100本入荷したからいっとき置いておこう、とかいうことがよくありましたので。)私たちの扱うものはコワレモノも多いため、どちらかというとケガをしないように慎重にモノを運んだり探したりしていました。


 1万円の化粧水の見本を落としてしまったら、大損です。


 ちなみに両隣りはやはりアパレルさんでした。セール前でなくても、

洋服の山、山。

「○○を2着探して持ってきてビックリマーク」となったら、洋服のなかを泳ぐような状態です。実際見たことがあります。

 2人がかりでないと無理そうでしたから。


 地下3階のゴミ置き場の奥にあるその「倉庫」は、顔見知りになったスタッフ同士であればおそらくは、「お疲れ様です」だけで通用します。


 あと、判断するのは以前も記事にした、「ネームプレート」。


紛失すると犯罪に使われる恐れもあります。

罰金5千円(当時)です。


 アパレルがほとんどの、いわゆるファッションビル。


しかも、ルミネエストはかなり頻繁に店の入れ替えが行われます。


(行きつけの方はわかると思いますが。)


 ブランドごとに特徴があるとはいっても、他の会社ブランドの洋服を売る、なんて。


自分のところだとか、他のところ、とかいう問題ではなくて。


 これが、「自分の仕事に誇りを持てなくなった」姿なのだろうと感じました。