昨年の記事画像からみつけた、昨年7月の自分のネール。
若干伸ばしてました。 アーティストとしては、色は若干控えめに
(クライアント様の目にチカチカ映ってしまっては失礼なのでお約束です)
そしてもっと遡って販売時代には、なかなか派手めに濃いカラーでした。
実際販売していて、「それはどの色ですか」と聴かれると、嬉しかったです。
ツメをチェックするのは勿論ですが、ブランディングはどの職業でも大切。
私が「夏ネールで~す
」と、
ギラギラ
ラメラメ
の爪で登場したら、
お客さまは「大丈夫かしら・・・」と心配してしまいます。逆にネイリストさんがネールカラーしていなかったら、
ヘンでしょう
私はもし、大金があっても(まぁ絶対ないと言い切りますけど)化粧品類は造ろうと思いません。
なぜなら、日本は世界的にも格好の市場になり、
完全に不親切な業界になったと思うからです。
業界は4次元で広がって行きました。
<撤退するメーカー>があっても、<参入するメーカー>のほうが圧倒的に多く、
つい5~6年前の雑誌を読み返すと「あんなに好調に見えたのに」・・・と思う外資系さんは
百貨店から撤退し、中には価格を落としてバラエティショップでワンコーナーに収まっていたり。
アメブロさんも、人気があるか否かではなく、広告料金を支払ったメーカーさんは
動画をどんどん出しますよね。(勿論期間は契約で決まっているはずです)
これは、正直お金を出せば誰でもできます。
ここ数年、サロンでのなんらかの施術の摘発があとを絶ちません。
覚えていらっしゃいますか、アイリストの需要が増え、
まつエクのトラブルが増えたこと。
個人のネールの管理が甘くて、指先にトラブルを抱えた女性が増えたこと。
お客さまの自己管理不足はあります。これは、
お客さまが増えれば増えるほど 不注意な方も増えるのは仕方のないことなので、
多くなるのは数字のマジックともいえます。
悲しいことに、肌のお手入れを教えるような、化粧品専門店はなくなりました。
肌チェックもなんだか敷居の高いものになりました。
実は最近知ったのですが、専門店というのは
優先的に商品をお客さまに紹介できるんです。
専門店と百貨店が同じ商品を売る場合、優先権があるのは専門店さんなんです。
忘れもしませんが、一昨年、これが
- 資生堂 ウーノ フォグバー
- 発売になるだいぶ前に、セミナーでCMも見せてもらいました。
- 商品も、テレビでCMし始めるだいぶ前に店頭に並べました。
- そのときの記事です。
http://ameblo.jp/akiko-bh/entry-10324396837.html
もう一昨年の記事です。
実際、通行客の人は皆 ポスターを二度見するのに、
購入する人はいなかったんです。
しかしいざCMが解禁となると、既にその頃はドラッグストアさんにも入荷してるので
価格からいっても、残念ながら当店の商品はあまり動きませんでした。
小型のリーフレットは当日のうちになくなりましたが、
商品は全く動かず、テスターを試した後の掃除がなかなか大変だったことを覚えています。
「何を選んだらよいかわからない」 よく聞くことばです。
商品がありすぎるからこそ、カウンセリングが絶対重要だと思っています。
今、考えているのが「お客さま自分の肌を見てもらうこと」。
なので、今は肌のキメを見る
スコープ
を取り入れることを考えています。
特に、定期的に通って下さるお客さまもいらっしゃるので、変化を感じて欲しいのです。
良い変化を見せたいからではありません。
自分の肌のキメを見て、自分の肌の調子が悪くなるときはどんなときなのか
逆に良いときは、なにが違うのか
を、自分で考えて欲しいからです。
そうすれば、自分でスキンケアや生活習慣をコントロールする手助けになるはずです。
今、スコープをレンタルして、精度や使い方などを確認するところです。
癒しと美白のフェイシャルエステ&メーキャップアーティスト
佐藤 亜岐子