昨夜の店長、食後のケーキ(七夕という理由で買ってくる夫・・・)を前に
なんか「これじゃないんだよね・・・ハァ。」と言ってます。
チーズものとチョコものは好みではないのです。
さて、忘れないうちに昨夜の続きを。
アルブチン美白について。
アルブチンを語る上では、やはり美白歴史を少し遡らなければなりません。
前に、この画像アップしましたが
- 資生堂WHITESSホワイテス・ホワイテスEX 40g
- 資生堂 ホワイテス スポッツルールA
- 資生堂さんが画期的な美容液として発売。爆発的に売れました。
とうのは、それまで(今も主だったものはそうですが)
美白といったらビタミンC類という業界に、全く新しい成分として出てきたのがアルブチンだったからです。
で、その元祖である資生堂さんに、アルブチン配合の化粧水があるかというと・・・
ないです。どうしてだと思いますか?
上のような、顔全体とか、ピンポイントでどうそ~っていうもの、
あとは、永作博美さんが当時CMした「リチャージホワイテス」というジェル状のものなど、
化粧水のあとに使うもののみです。
(ちなみにクリームには入っていますが、どんどんリニューアルされ、
今はだいたいのものがm-トラです)
実はアルブチンって、次のようなイメージで効くものなんです。
水分・油分で潤った状態の角層(角質層)のシミ部分に
ピンポイントで
シミを<ふやかす>ように ・・・なんですよ。
販売するとき、そのイメージをどうやってお客さんに伝えるのか・・・と悩んだ結果、資生堂さんでは
こういう例を出しました。
ナベの底が焦げました。そのおコゲを<シミ>としましょう。
その黒くなったおコゲは、ま、クレンザーをつけて、ちょっと放置して、
ふやけてきたら すかさずタワシでゴシゴシしましょう
と。分かっていただけます
なので、上の画像の商品も「スポッツルールA」のほうは、
スポイト状のものでごく少量をシミ部位に塗布、という使い方をしたんです。
さて、そうなるとどうして化粧水がないのか、な~んとなくわかりませんか
部位的なものなんですよ、どっちかというと。
勿論、他のメーカーさんが化粧水を出しているからそれが効果がないということではありません。
なぜなら、アルブチンとひとことで言っても、それぞれ商品ごとに処方が違います。
一緒に入れているものが違う
有効成分を全体量に対して何%入れているのか。
・・・それは商品によってみんな違います。
皆さんが「アルブチンだ、美白だ」と反応するようになったのは、
恐らく「肌ラボ」「アルブラン」「ちふれ」さんなどの雑誌やテレビCMで
お馴染みのものに入るようになったから。
だと思います。
ちなみにここ1~2年の間で薬事法の改正により、
「医薬部外品」に指定される 美白美容液には、
2種類の美白有効成分を 配合できるようになりました。
それが今、盛んに宣伝している ちふれさんの美容液にあたりますね。
(アルブチンとビタミンC誘導体)
資生堂さんの場合は既に ステージが2つくらい上の美白有効成分を
2種類配合しているものを だいたい1万円ほどの美白美容液として位置づけしています。
それはm-トラネキサム酸と、4MSKになります。
ではまた、美白のお話しますね~
美白の質問も、受け付けますので
「疑問だわっ」と思うことがあれば、
サロンの「お問い合わせ」からでも受付しますね。
癒しと美白のフェイシャルエステ&メーキャップアーティスト
佐藤 亜岐子