ワードをつかってサロン用のリーフレットを作成しました。最近のことではいないのですが・・・。
当サロンは私ひとりで施術することに意義があるので、まさに<手作り>なんですね。
印刷業者さんに依頼するほどの量でないのでまず50枚くらいでした。
雑誌の効果があり、お客さまが来店しはじめ、新規のお客様にはかならずそれをお渡ししています。
そのリーフレットの中に、彼女の写真が載っています。
彼女 雅代さんhttp://ameblo.jp/happymappy730/
は、昨年の9月にあるセラピストさんを通じて
「撮影のモデルさん」として知り合いました。
私も人見知りはしませんが、彼女も非常に天真爛漫な女性。
それは同じ日に撮影したこっちの作品で表れているのではないかな。
「インディーズのCDを出すことになりましたっ
ジャケ写の撮影を4月に入る前にしないとなんです、雑誌に掲載する都合で・・・」
って、言われたんですね。
ちなみに、まだ震災の「被害の様子」がハッキリしていない頃でした。
彼女、あまりにもノープランすぎでした・・・
というより、そのときmixiだけで全く干渉していなかったお互いの境遇が、
ちょうど変化したときでもありまして・・・。
以前に会ったときはアルバイトだったのが、派遣で事務系のお仕事をしているということで。
生活スタイルが一定に保たれたことで、案外と自由な時間がとれたり・・・と、結果、
以前より精神的に安定していると話してくれました。
実際、とてもいい表情をしていて安心しました。
どうしてもこの歳になると、お姐さん目線というよりは・・・お母さん目線になりますし。
でもとにかく、「打ち合わせだけでなく、撮影当日までに日がないから、とにかくうちに来て。
資料を沢山みて、ある程度決めないとイメージが全然できてないから・・・」と、撮影の仕事が入っていた
翌日に、午後 自宅に来てもらいました。そして雑誌・写真集・その他をとにかく見てもらい、
無事に「こういう感じに近づけよう」と決定したのでお開きとなりました。
そのすぐ後。3月27日の午前中に、父の遺体が上がった知らせが入りました。
私はその2時間後には主人と岩手にむかうので、成人式の仕事を一緒にしたあるメイクさんに
連絡をとり、彼女の連絡先やカメラマンさんのことや場所を話し、快く引き受けてもらって
岩手に向かいました。そんなわけで・・・
彼女のCDジャケットの撮影メイクは、アイデアのみだったんです。
が、彼女のブログに飛んでいただくと、ジャケ写がトップになっていますので、ご覧いただければ、と。
彼女は私と会わない半年の間に、実家に帰省して親御さんの前で改めて
自分の夢を確認したり、成長し続けています。
彼女はすっごく美人という印象は正直ないんだけれど(ごめんね~)、私が数回言ったのが
「あなたはね、顔のパーツバランスがものっすごくいいのね。だから、私はどんな雰囲気の顔にもできるよ」・・・・
コレを言うと、彼女はピンとこないようですが(笑)
最初はこのポーズを再現するということで初めて一緒に撮影したのです。
テーマは「脱皮」。彼女がそのときの自分からの脱皮を図りたい、という希望からでした。
ブログに飛んでいただくと、彼女の「黒いナミダ」と曲のタイトルがあります。
出来上がってから、「買うからまた新宿で会おう」と言ったら「そんな、佐藤さんには差し上げますっ」
と言った彼女ですが、
「あのね~、あなたが自分で出した作品でしょ。自信もって聴いてほしいなら、売ってくれないかな
そんな高いものなわけでもないでしょ、聴きたいから買うんだし」
といって、ワンコイン(500円)で買ってきました。
ミュージカルに出たりしたことのある彼女。なんとなく彼女の歌声が想像できなかったんで、清聴したいのに
しばらくは忙しさで聴いてませんでした。1ヶ月くらい前に彼女の歌声を初めて聴き、
「ものづくり」「ひとつの作品に関わる人間の多さ」を後ろに感じました。
彼女もこれから先、いろいろ考えるところがあると思いますが(だよね)、彼女の元気な声と、作品撮りで
見せてくれた笑顔、私は本当に大好きで。
実はサロンの中に飾っている作品の小さいアルバムにも、上のショットがお気に入りで入っています。
癒しと美白のフェイシャルエステ&メーキャップアーティスト
佐藤 亜岐子