今日あったことで、思ったので記事にします。
うつの方たちへおききします。
今更ですが、「いい人」「真面目な人」がなるのが、うつ病。
これに変わりはないです。それを前提で・・・
私が体験したことです、実話です。
その①
私が店頭の商品を補充しながら、すぐ隣にお客様が商品をゆっくり見ているのに
気がついたので、「お探しものございますか?」と、声をかけました。
そのお客様は、別に購入しそうにはない雰囲気でしたが、店はガランとしているし、
接客していればお客さんは店に入りやすくなるので、私は「専用の機械で肌状態を見てみませんか?」
と、お誘いしました。お決まりのひとつのパターンです。
すると間もなく気付いたのですが、ある「女性客」が、私のほうを時折ちらちらと見ながら、先輩のスタッフに、さかんになにかを訴えていました。
時折、私のほうを見るので、不思議に思ったのですが、特に何も言われなかったので接客を続けました。
途中、当店の実質の福責任者にあたる先輩も加わり、その女性はまだ、なにかをしゃべっていました。
私は何より、その女性がどこからともなく現われ、視界に入っていなかったこともあり、状況が全くわからずに、そのまま、接客していた方をお見送りしました。
・・・・で、さっきの女性はなに
そのあと、気になって自分から先輩にきいてみると、その女性は、
「自分がすいません、と何度も声を掛けたのに、あの店員さんは(←私のこと)
無視した。」という訴えだったそうです。
そして、責任者の方はいないんですか?とまで言ったので、先輩は福責任者がちょうどいたので、呼んで、一緒に話をきいた、ということだったそうです。
ちなみに私は、とくに体調が悪くてボーっとしていたわけでもなく、なにか作業に夢中になっていて注意散漫になっていたわけでもなかったのです。
その女性は独特の身なり(かなり地味すぎる、異常に細身)や、とにかく「異常に小さい声」だったそうで、私には別におとがめはなかったのですが・・・その女性は、見るからに神経質そうで、表情も乏しく、私たちでいうところの「ちょっとかわった人」でした。
正直、新宿の路面店はこんなこと、日常茶飯事です(-。-;)。
私が明らかにことばが悪かったり、表情が悪かったら自分でわかるつもりです。
そして周囲で3人の話をちらりと聞いたスタッフに言わせると、確かに声は聞き取りにくく、とても小さい声だったそうです。
事実、私には一切、その女性の声は聴こえませんでした。
声が小さいことは、悪いことではありません。
ちなみに私は個人的な経験から、「声が小さいと、社会に出て働くにあたって、損をするし、好感ももたれない」と、学生時代の恩師に指摘されたことがありまして、それ以来、気をつけるようにしています。
勿論、ことば使い・笑顔・言い回しなど、細心の注意を払います。
皆さんご存知のとおり、
「クレーム」社会だからです・・・。
お客さんも人間。
虫の居所が悪いだけで、私たちはかなりキツイ思いもします。
それを込みで、この接客という仕事です・・・。
で、本題ですが。
(この女性が全く悪気はなかったとして)
もしご自分がこの女性の立場だったら、同じようにスタッフに苦情を言いますか?
他のスタッフは、手が空いています。
私は、この仕事で本当に「悪意」のあるお客様(この女性は違うとは思うのですが・・・)に疲れることもしばしばですが、こういった方に比べて、
うつに悩むあなたは、よっぽど
「正常」で、優しい人間ではありませんか?
意見をきかせてください。
そして、実話その②は、次回の記事にさせていただきます。