結構簡単なことだけど意外とみんな忘れがち。
長く生きてるからと言って、いっぱい経験してきたとは限らない。
これは当たり前すぎているが、
なぜか人間が集まると自然と年寄りの話に耳を傾けてしまい、それに賛同する傾向があったりする。
この現象は年寄りに限らず、
見た目の素敵さや、学歴と資格の優劣、社会的地位の高さでも、その判断傾向がある。
見た目の素敵な人の話を自然と信じてしまい、
高学歴、または士業、師業の話を正しいと思い込み、
社会的地位の高い人の言うことを聞くようになる
などなど、
人間の生物的な由来のバグによって、人間は簡単にこれらに操られて、己の判断を疑い、しまいには委ねてしまう。
また、弱者の主張も必ず正しいとは限らない。
しかし、人間は表面的な情報で勝手に己の中で弱者強者を判定して、弱者に同情して強者を批判してしまいがち、
たとえその弱者と強者は実は逆転していてもだ。
これも前述同様、生物的なバグによる現象なのだ。
世の中では、絶対的に、恒久的に正しいと言えるものは基本的に存在しないと思っていいのだ。
全ては相対的であって、正しいと間違いは同時に存在することもあり得るのだ。