ミュージックグラス クリスマスイブ編

音楽を楽しむ 店
店名は ミュージックグラス
ここはお酒をのみ 
音楽に 人生に酔う 

まるで グラスは
それぞれの
それぞれの
人生を写している

時にはうるおい
時にはかわき 

お店にはマスターのショー 


お店は薄暗く

一人の女性が
ピアノを弾いていた

 


窓の外は 雪 
だんだんと 
雪が強くなっているようだ

激しく降り注ぐ 


こころに
寂しく悲しく
降り積もる 

 

店は閉店の時間に

 

近づいた


すると

閉店間際に

 

ドドーン ドドーンと
お店の扉に 誰かが 

大きな音
マスター 扉をあけた

すると そこには。。。

黒い服の

 

一人の男性

そしてカウンタにーに
坐る

時が少し静かに流れた
過去を思い出すように

ピアノは
ショパンの
調べが

急にピアノの曲が
クリスマスイブに
曲が変わった

男性は?
クリスマスイブに
女性を待っているのか

すると
ピアノを弾いていた
女性が 涙を流した

マスターは
穏やかな表情に

そう クリスマスイブに
待っていたのは

ピアノを弾いていた
髪の長い女性だった

二人は

 

一年前

 

彼が海外に行き

 

一年後

 

この店で

 

会う約束を

 

していた

 

あいにくの

雪で

男性は遅れた


雪はやがてやみ

 

コンチェルトが

 

生まれる

二人のクリスマスイブを
祝福してるようだ

クリスマスイブ

fin

 

 

 

 

山下達郎 / クリスマス・イブ // Tatsuro Yamashita / Christmas Eve
 

 

こういうストーリーは

 

ほとんど書きませんが

 

クリスマスも違いので

 

つたないストーリーですが

 

書きました

 


読んでいただいてありがとうございます