100人ほどいる支店の中で、一番の活動量を維持することで、徐々に成果が出る様になってきた社会人3年目。飛び込み営業の中で、某外資企業から、大型の案件を発掘する事が出来ました。

(ちなみに僕の扱っていた商材は、OA機器でした。)


僕はその案件に全身全霊を注ぎ、一年かけて受注に繋げました。

結果として、(他の細かな案件の積み上げもあり)4年目で全社でトップクラスの営業になる事ができました。


僕のイメージ、仕事のパフォーマンスって


仕事の質 × 仕事の量 + (運 × 仕事の量) = パフォーマンス


で構成されてると思ってます。

この図式はもっというと、量は努力、質は努力/地頭/センスで構成されると思ってます。


僕の経験則、仕事の量を人一倍量をやるだけでもで、頭ひとつ出たパフォーマンスを出す事ができます。それと同時に、成功体験や失敗を振り返ることで、仕事のやり方やコツがわかってきて、質も上がります。

(ただこの質は、それこそセンスや地頭の良さも多分にあると思っていて、努力で賄えない部分もあるとは思います。でも繰り返しですが、人並み以上のパフォーマンスは出せます。)


また運は、活動量が増えれば増えるほど、巡り会えるものです。もちろん、何もしなくても巡り会えることもありますが。


僕は地頭が良かったわけではないので、営業も誰がやってもできるような、教科書通りの提案内容でした。むしろ、今思えば「今よりもイニシャルコストが安くなるから、やりましょう」が中心の、教科書未満の内容だったかもしれません。


たまたま検討している企業に巡り会う為に活動量を増やす事、その企業を見つけたら通い詰めて熱意を伝えること、これだけを徹底しました。


つまり、我慢ができれば、一定人並み以上になれるんです。前述のトップセールスになった話も、誰よりも活動する、という我慢100%でなったと思ってます。


では、どうすれば我慢できるようになるのか。これにはきっかけが必要です。この、きっかけを作って、モチベーションを持って我慢を継続することが、一番難しいと思います。

でもこれを乗り越えれば、自分で自分を認められる、強い自分に出会えます。


僕にはギャンブルで作った借金が、200万くらいありました。そんな弱い自分が、嫌いでした。

それでいて傲慢で、他責思考で、先輩上司に怒られるたびに腹がたって、しかも彼女には見栄っ張りな人間でした。

でも、僕はその自己嫌悪がきっかけで、そこで行動できました。人一倍、飛び込み営業しました。


今思えば、借金が200万円になった時に、親にも彼女にも、本当の自分を知られたら、合わせる顔がないな、って思って、一念発起できたのがきっかけだと思います。火事場の馬鹿力だと思います。でも一歩間違えたら、今頃ニートか浮浪者だったと思います。


行動すれば、少しづつ人は変われます。

弱い自分をみとめて、「何を我慢して、何を継続するか。」この設定ができれば、人は自発的に変われると僕は思ってます。どうなりたいかとかは、今考えなくていいんです。


頑張れば少しづつですが成果が出て、成果が出れば周りの見え方が変わって、周りの見え方が変われば、転職など選択肢が広がります。継続できないなら、それまでです。現状は何も変わりません。

死ぬ気で継続する、それだけです。


つづく