弁理士 井上暁彦 音楽家のための著作権・契約書情報局(Musician's Intelligence Agency )

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こんにちは、AIS弁理士事務所の井上です。東京都杉並区で商標専門の弁理士をしています。

 

最近、商標登録とブランディングの関係でよく思うことは、商標登録について検討する時には、次の4人の視点から見る必要があると言うことです。

 

(a) 経営者自身

(b) 従業員やスタッフ
(c) お客様
(d) 取引先や代理店

 

(c)は、言うまでもありませんよね。商標登録をする時には、その商標がエンドユーザーのお客様から認識されているものを優先して、商標登録します。

 

また、エンドユーザーだけでなく、取引先や代理店から見て大事な商標をしっかり登録することも大切です。これが(d)です。

 

これらの(c)(d)は、専門用語で、アウターブランディングと言います。つまり、外部に向けたブランディングです。

 

一方で、(a)(b)に対するブランディングを、インナーブランディングと言います。

例えば、会社のロゴは、経営者自身の理想を表したものであるかどうか。

そのロゴは、従業員がプライドを持って働くのに適したものであるかどうか。

 

そういった観点でブランディングについて考え、また、商標登録するかどうかも検討する必要があると思います。

 


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引用元:商標とブランディングについて