タイトルを見て、ピン!!と来た方。
そうです。林明子さんのこんとあきのドイツ語版です。
(画像お借りしました)
息子の絵本を探していて偶然見つけた一冊。
今はどうやら廃版になっているようで新品は手に入らず・・・
アマゾンで中古で99セントだったので(ま、送料は3ユーロですけど)
思わずポチッとしてしまいました。
赤ちゃん向けの本をのぞけば、やっぱり女の子向けなのかな??
主人公はたいてい女の子ですよね。
子どものころ、きょうはなんのひといもうとのにゅういんが
大好きだったのを覚えています。
こんとあきも持っていてページをめくると懐かしさがこみ上げてきました。
読み進めていくと・・・涙がぽろぽろと。
こんなにやさしさとあたたかさがあふれた絵本だったとは。
大人になってもう一度読んでみるとまた違った良さがわかるものですね。
ちなみにドイツ語のタイトル、Aki und Kon, der Fuchs
あきとこん、キツネ
このキツネ、果たして必要だったのかな 笑
ドイツの絵本にもキツネはたびたび登場しています。
夫の実家近くの山にも野生のキツネが生息していて
ベアラオホの時期なんかには
よく似ていて毒性のあるすずらんの葉っぱと間違えないようにという注意のほかに
このあたりはキツネがいるから取らないように、なんていうのも聞きます。
(エキノコックス、ドイツでも有名なんですね)
なんとなくほかの動物に意地悪したり、狡賢いイメージを持たれてしまう
キツネですが、キツネの赤ちゃんがママを探しに行くかわいさ満天の
Ich bin der kleine Fuchs. が大好きな息子です。
(画像お借りしました)
この本、夫の実家にあったもので、DM(ドイツマルク)で値段が書いてあります。
どこの国でも素敵な絵本というのは読み継がれていくものなんですね。
最近、息子のために私が子どもの頃読んでいた思い出の本を少しずつ
集めているところです。