本日は札幌の劇団四季さんでミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を見てきました。

内容を本当に軽く説明すると、第2次世界大戦前のオーストリアのお話で、海軍大佐である家庭に家庭教師として来た修道女である主人公マリアと、その家庭の7人の子供たちとの”音楽"を通して生まれた絆、そして家族愛を感じることのできる劇。
一言で言うと圧巻!

私が中学校3年生の時に、この映画の原作を音楽の授業で見せられていて、内容が頭に入っている状態で見ているのにも関わらず、その内容とは別作品のように感じられました。なぜなら、原作は洋画であるため、そこで聞いた超、超、超有名曲である「ドレミの歌」「エーデルワイス」etc...やキャラのセリフはもちろん英語、そのため曲の意味やキャラの性格も読み取りづらく(私の英語力が乏しい…)、細かくは理解できなかったため心から感動できなかったからだと思います。(それでも内容で感動していたんですけど笑 ) それに対して、歌やセリフを和訳して演じているため、このミュージカルでは歌の意味、キャラの性格や思いなどを心身に感じることが出来て、心から感動しました。

それでは、このミュージカルの有名シーンの感想を大まかにですが記していこうと思います。まだ見ていないよって方はここまでで……🙇🙇



まず第1に修道院での修道女たちと修道女であるが外出許可を貰い、山の上にいた主人公マリアの歌から入りました。両方の歌は勿論凄かったのですが(雑ですみませんが、この後にもっと有名シーンの有名曲があるので勘弁 🙇 )、何より真っ先に驚いたのは、セットの造りが細かい…裏方の仕事が全面的に目立っていましたねぇ。本当に凄い。



そして、次にマリアはオーストリア海軍大佐の家庭に家庭教師として派遣されるのですが、そこの教育は厳しく、大佐の子供たちは音楽を知らず歌を歌ったことのない子達で、マリアはギターを取り、音楽を知らない人でも歌えるように作った曲が、あの有名曲「ドレミの歌」です。


何より子供役の子達が皆可愛い😘 小学生低学年ぐらいの子も常に笑顔で楽しそうに歌って、歌うことが迫真の演技でした。後、息のあった踊りですよね。あんなに歳の違う子達が何回も何回もピッタリ合わせられるように練習してきたんだなぁーって思い、子役の凄さを感じました。


次に、マリアと子供たちは歌を通して絆が芽生えて、マリアは徐々に子供たちのことを理解してきました。その後、大佐は子供たちの今までの教育を見つめ直し、家族全員で最初の歌を歌ったシーンです。家族愛を最も感じたシーンです。


大佐の歌い声が素晴らしい👏😭低くてゆったりとした声で歌う歌は良い曲で、良い音楽という意味で眠たくなりました。一昨年、葉加瀬太郎さんの演奏を聴きに行ったのですが、良い音楽を聴くと眠たくなるとおっしゃっていて、まさにその通りだなぁっと思いました。


そして、人間関係に色々進展がありまして、大佐とマリアはお互いに好きだと気づき、結婚をします。家庭教師でなく家族としてマリアを加えて参加したオーストリアの大きな音楽会。そこで歌ったのが、あの「エーデルワイス」。


大佐のソロ、そしてみんなで歌った曲。本当に感動しました😭 1番感動して1番圧巻されたシーンです。子供たちの若い声、マリアの高くて伸びる声、大佐の低くてゆっくりとした声で、今までに聴いたことの無い3部合唱の様な感覚でした。


有名で感動したシーンと、その曲の感想を述べてきたけど、個人的に1番驚きを感じたのは中盤で修道院の院長さんである方のビブラートが凄い効いたソプラノの歌い声です。

凄い高い声なのにビブラートが効いた歌い声で劇場内にすごい伸びて、そのシーンの後に休憩に入ったのだが、しばらく耳に残るような素晴らしい歌でした。
「あなた、どっから声出して、どこでビブラートの練習したの?別の星の方ですか?」っと言ってしまうぐらい驚きましたねぇ。このお話で修道院長の存在はマリアにとって大切で大きな存在だと改めて痛感したシーンです。

本当はもっともっと細かい感想や、行ってみないと分からないことが沢山あって(セットの造りとか光の当て方とか)、感動しない人は居ないと思うので、機会がある人は本当に見て欲しいミュージカルです。

さすが劇団四季!!感動をありがとう!!役者の皆さんもありがとう!!楽しかったです。

追記:本記事に載せてる画像は昔演じられてたやつから参照した画像です。勿論シーンや動きは同じだから気にしないでください。こんな感じなのかぁーっと参考にして頂ければと…