『ザ・マジックアワー』は、2008年に公開された三谷幸喜監督・脚本による日本のコメディ映画です。


主演は佐藤浩市で、他にも妻夫木聡、深津絵里、西田敏行など豪華なキャストが揃っています。


あらすじ


港町・守加護(すかご)でナイトクラブ「赤い靴」の支配人を務める備後登(妻夫木聡)は、街を牛耳るギャングのボス・天塩幸之助(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)に手を出してしまい、命の危機に瀕します。


天塩から「伝説の殺し屋デラ富樫を連れてくれば許す」と言われた備後は、売れない三流役者の村田大樹(佐藤浩市)を騙してデラ富樫役を演じさせることにします。


村田は映画の撮影だと信じ込み、実際のギャングたちの前で演技を始めますが、次第に事態は予想外の展開を見せていきます。 


キャスト


村田大樹(佐藤浩市):

売れない三流役者。


備後登(妻夫木聡):

ナイトクラブ「赤い靴」の支配人。


高千穂マリ(深津絵里):

天塩の愛人で「赤い靴」の元踊り子。


天塩幸之助(西田敏行):

守加護を牛耳るギャングのボス。


長谷川謙十郎(小日向文世):

村田のマネージャー。


鹿間夏子(綾瀬はるか):

クラブ「赤い靴」の従業員。


黒川裕美(寺島進):

天塩商会の代貸担当。


マダム蘭子(戸田恵子):

「港ホテル」の女主人。


江洞潤(香川照之):

天塩商会に対抗する江洞商会のボス。 


みどころ


豪華なキャスト陣:


主演の佐藤浩市をはじめ、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行など実力派俳優が揃い、各キャラクターを魅力的に演じています。


巧妙な脚本:


三谷幸喜監督ならではの緻密なストーリー展開とユーモアが随所に散りばめられています。


セットデザイン:


東宝スタジオの巨大なセットで再現された港町・守加護の街並みは、映画の雰囲気を一層引き立てています。 


評価と影響


公開当時、興行収入約39.2億円を記録し、観客や批評家から高い評価を受けました。


また、2022年には中国でリメイク版『トゥ・クール・トゥ・キル 〜殺せない殺し屋〜』が公開され、最終興行収入は約533億8000万円を記録しました。 


聖地情報


映画の主要な撮影は東宝スタジオ内のセットで行われましたが、一部のシーンは福岡県北九州市門司区や長崎県佐世保市のハウステンボスなどで撮影されました。


これらの場所はファンの間で聖地とされています。 


作中アイテム


劇中では、村田が演じる「デラ富樫」が使用する銃や、クラブ「赤い靴」の内装、天塩が愛用する小物など、細部にまでこだわったアイテムが登場します。


これらの小道具は、映画の世界観を深める重要な要素となっています。 


『ザ・マジックアワー』は、笑いと感動が詰まった作品であり、今なお多くの人々に愛されています。