映画『どら平太』(2000年)は、市川崑監督による痛快娯楽時代劇です。


山本周五郎の『町奉行日記』を原作とし、黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹の4人が共同で脚本を執筆しました。 


あらすじ:


ある小藩に、放蕩無頼で「どら平太」とあだ名される新任の町奉行・望月小平太(役所広司)が赴任します。


彼は、密輸、賭博、売春などが横行する「壕外」と呼ばれる無法地帯の浄化を命じられます。


小平太は遊び人に扮して壕外に潜入し、三人の親分(灘八、太十、才兵衛)と接触。


巧みな策略と剣技で彼らを制し、藩の重職たちの不正を暴いていきます。 


キャスト:


望月小平太(どら平太):役所広司

こせい:浅野ゆう子

仙波義十郎:宇崎竜童

安川半蔵:片岡鶴太郎

大河岸の灘八:菅原文太

巴の太十:石倉三郎

継町の才兵衛:石橋蓮司



みどころ:


豪華なキャスト陣:


役所広司をはじめとする実力派俳優たちの共演が見どころです。


市川崑監督の演出:


独特の映像美とテンポの良い演出が作品を引き立てています。


痛快なアクションシーン:


特にクライマックスの大立ち回りは迫力満点です。 


評価と影響:


本作は第50回ベルリン国際映画祭でベルリナーレ・カメラ賞を受賞し、国内でも第24回日本アカデミー賞で複数の部門にノミネートされました。 


市川崑監督の74本目の作品として、その集大成とも言える出来栄えが高く評価されています。


聖地情報:


主要な撮影は広島県福山市のみろくの里や京都の松竹京都映画撮影所、滋賀県大津市の三井寺などで行われました。 


これらの場所は映画の雰囲気を感じられるスポットとして訪れることができます。


作中アイテム:


どら平太の刀:


峰打ちで相手を制する際に使用される刀が印象的です。


こせいの着物:


江戸から追ってきた芸者・こせいの華やかな着物も作品の彩りを添えています。