映画『忍びの国』(2017年)は、和田竜の同名小説を原作とし、中村義洋監督がメガホンを取った戦国エンターテインメント作品です。
主演の大野智が伊賀一の忍者・無門を演じ、石原さとみ、鈴木亮平、知念侑李など豪華キャストが共演しています。
あらすじ
物語の舞台は戦国時代、織田信長が勢力を拡大する中、伊賀の忍者たちは金のために人を殺める「虎狼の族」として恐れられていました。
その中でも無門(大野智)は伊賀一の腕を持ちながら、怠け者で妻のお国(石原さとみ)に頭が上がらない日々を送っています。
一方、信長の次男・信雄(知念侑李)は伊賀攻めを決意。
無門は戦いに巻き込まれ、やがて自身の生き方を見つめ直すことになります。
キャスト
• 無門:大野智
• お国:石原さとみ
• 下山平兵衛:鈴木亮平
• 織田信雄:知念侑李
• 日置大膳:伊勢谷友介
• 百地三太夫:立川談春
• 下山甲斐:でんでん
• 北畠凛:平祐奈
• 下山次郎兵衛:満島真之介
• 音羽の半六:きたろう
• 北畠具教:國村隼
みどころ
本作の見どころは、リアルで迫力あるアクションシーンと、キャラクターたちの人間ドラマです。
特に大野智が演じる無門の軽やかな殺陣は、彼のダンススキルを活かしたもので、観客を魅了します。
また、伊賀忍者たちの冷酷さと人間味を併せ持つ描写や、織田軍との戦いの中で揺れ動く人々の心情も深く描かれています。
評価と影響
公開当時、映画『忍びの国』は興行収入25.1億円を記録し、観客動員数は200万人を超えました。
これは2017年の日本映画興行成績で上位にランクインする成果です。
批評家からは、エンターテインメント性の高さやキャストの演技力が評価されました。
特に大野智のアクションシーンや、石原さとみとの夫婦の掛け合いが好評を博しました。
聖地情報
映画のロケ地として、茨城県つくば市の「ワープステーション江戸」や、千葉県匝瑳市の「飯高寺」、山梨県の富士見高原などが使用されました。
これらの場所はファンの間で「聖地」として訪問されています。
特に「ワープステーション江戸」は、江戸時代の街並みを再現したオープンセットで、多くの時代劇の撮影に使われています。
作中アイテム
劇中では、忍者たちが使用する多彩な武器や道具が登場します。
無門が操る二刀流の剣術や、伊賀忍者特有の仕込み武器など、忍者の多彩な戦術が描かれています。
また、織田軍の武将たちが使用する強弓や大太刀なども登場し、戦国時代の武器文化を垣間見ることができます。
映画『忍びの国』は、史実をベースにしながらも、エンターテインメント性豊かに描かれた作品です。
豪華キャストの競演と迫力あるアクションシーンが融合し、観る者を戦国時代の伊賀の世界へと誘います。

