- さがしもの (新潮文庫)/角田 光代
- ¥460
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「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、
病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。
初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。
持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。
なかでも、「初バイレンタイン」は、懐かしい、甘酸っぱい気持ちにさせてくれた。
自分が大切にしている本が、好きな人に受け入れてもらえるのか、、、
主人公の期待、不安、戸惑い・・・が、伝わってくる。
まだまだ若いなぁってことなのかもしれないけど、
私もいまなお、好きな本を好きな人と共有して共感したいなと思う。
どの物語も、本とともにあるさまざまな記憶を蘇らせ、
恥ずかしかったり、うれしかったり、時には悲しかったり・・・
人生の小さなエピソードをたくさん思い出させてくれた。
やっぱり、本が好き!

