こんばんは。
久々にブログでも更新しようかなと思います。
前回のブログで次回は学校生活について触れると書きましたが、今回は学校に在籍していた期間で最も勉強になったといいますか、将来考えていかなければならない(むしろもう考えていかなければならないことです)と感じた日本のテキスタイルメーカーのことについて書いていきたいと思います。
私自身、今の学校に入学する前まで日本のテキスタイルメーカーのことについて全く関心もありませんでしたし、今の困難な状況というものも知りませんでした。ただ、日本の素材は素晴らしいということだけはなんとなく知っていた程度です。
学校での授業で大変な状況ということを聞かされ、良いものを作っているのになんで大変なんだという簡単な理由から日本のテキスタイルについて調べてみたいという想いが強くなり一年次の研究課題として取り上げました。
事実、現在は周知の通り、生産国は中国が主体となり、またバングラディッシュやベトナム製の商品も増えてきつつあります。
こうした背景にはプラザ合意による急速な円高などの経済的、政治的なものが大きく関わってきていますが,
コストの安い海外製品や海外で生産することによって価格においての競争力で大きく差が開いてしまったことが大きな要因です。
今は特にファストファッションやユニクロを始めとする低価格でデザイン性、トレンド性、機能性が付加している商品が売れ多くのメーカーも価格を安くしようと奮闘しているように感じます。
ですが、強大な外資系企業に対してこのような価格競争に立ち向かっても私自身、歯が立たないのではと思っています。
やはり、日本のメーカーは自分の国でできるオリジナリティーのある商品を作り、差別化していくことが一番訴求力があり、お客様も魅力を感じるのではないでしょうか。
特に生地に関してこれだけ世界から見ても注目されオリジナリティーのある生地を作っているのであれば、尚更それを活かしていくべきなのでしょうか。
これは国内のみならず世界で売り出す時にも大きな武器になると思っています。
その為の1つとしてアパレルメーカーとテキスタイルメーカーがもっと共同で安く良い物をつくれるように効率的に生地を生産する必要性があります。
アパレルメーカーの人たちもいかに効率的に安く作るにはどうするべきかということを考え、また生地を生産する上で時間や労力といったコストのかかる部分を理解することがとても重要だと感じます。
織物であれば経糸の張替、準備に一番時間と労力がかかりコストがかかる部分です。
ですのでいかに同じ経糸で生地を織りあげるかがポイントになるわけです。
織物は組織と緯糸を変えるだけでびっくりするくらい違う生地が作れます。
色、厚さ、風合い・・・同じ経糸でも緯糸と組織を変えるだけで春夏秋冬すべてのシーズンに対応できるくらいのバリエーションを織りあげることができるのです。
私自身、みやしん㈱でのインターンを一カ月ほどやらせていただきましたが、インターン中にそのことばかりを考えましたし、考えなければいけないという気持ちにもなりました。
良いものを効率良く生産することはアパレルメーカーやテキスタイルメーカーお互いにとっても良い結果になると考えています。
共存共栄していかなければ日本人としての物づくり、日本が世界に負けない物づくりができなくなるのではないかと私自身危機感を感じています。
次回は私が大学院において訪問させていただいたテキスタイル企業について思い出す意味でも書きたいなと思っています。
最後に興味がある方は下記の番組をご覧になってください。とても面白いですよ。
ttp://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=D020502&i_renban_code=060