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#艶が版土曜夜のワンドロワンライ 企画さまに参加させてもらいました(*´◡`*)
ありがとうございます
今週のお題は『椿』
Uちゃんと椿と言えばなんだろねって、連想していき「雪/椿/恋に落ちる」をテーマにして
20分オーバーの80分仕上げとなっております(´・∀・`)
翔太くんも書けると思った(珍しくネタが浮かんだ)のに書けなかったー!
寝ちゃったらイメージ薄れちゃった笑
また来てね、翔太くん(*´ ˘ `*)待ってるよ☆
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「お前の、そういうところかも知れないね」
雪に落ちた赤い椿がきれいで、しゃがんで拾い寄せていた。
さっきまで近くを歩いていた姐さんや新造仲間の姿はいつの間にか見えなくなっていて、
しんとした空気の中に慶喜さんだけが興味深そうに私を見おろしていた。
「あ…ごめんなさい…!」
慌てて立ち上がろうとしたら雪に踏ん張れずに足を滑らせてしまい、均衡を取ろうと回した腕を慶喜さんは事もなく受け止めた。
ぽたぽたと集めていた椿の頭がまわりに散らばる中で、かぁと顔に熱がのぼる。
格好わるすぎる私の横で、片手をあげて秋斉さんに合図を送る慶喜さんはあまりに格好よかった。
秋斉さんは数秒こちらを見た後に、背を向けて姐さん達と歩いて行かれた。遠くて表情まで見えなかった……のが却ってこわい。
(あぁ…巻き戻したい…)
自由な方の手のひらで顔を隠しながら悔やんでいると、くすりと笑う吐息が聞こえる。
「いいんだよ。女のそういう危なげなところに男達は惹かれるものなんだから」
「…危なげというより…私の場合はばか丸出しな感じで…」
しょんぼりと肩を丸めると、慶喜さんは声をあげて笑いながら、さっき私の手から飛ばされた椿達を集め出した。
そんなこといいですよと言ってもきっと拾ってくれるから、せめて慶喜さんが手を伸ばす回数が少なくなるように私も急いで椿を拾う。
「はいどうぞ。巷で可愛いと評判の新造さん」
最近ちょこちょこ耳に入るその噂は本当だろうか。島原を歩けば私よりきれいな新造ちゃんをたくさん見かけるんだけどな…。
疑いつつ、評判の新造らしいお返事も出来ないまま、また落としてしまわぬように「ありがとうございます」と小さく頭を下げた。
慶喜さんのきれいな指からそっと私の手のお皿に乗せられていく椿達。
さっき雪の上で見た時よりも、何故だかもっと特別なものに見えた。
現代にはブリザーブドフラワーという技術があったことを、ここへ来て初めて思い出した。枯れてしまうから美しいんだよという格言めいた言葉も一緒に…。
「これは、おまけ」
慶喜さんはそう言うと、いつの間に拾ったのか最後に枝葉のついた椿を指につまむ。それは私のお皿を通り越して、帯にすっと挿し込まれた。
「あ…」
「ーうん、綺麗」
満足そうに笑った慶喜さんにお礼を言って、私も笑った。胸元の椿は今まで見たどの帯飾りよりも可愛くて、嬉しかった。
鏡が無いけど、似合ってるといいなと思いながら、慶喜さんの隣を歩いた。
誰もいない静かな雪の丘道。
道中にぽつりぽつりと生える椿の横を通っては、微笑みながら。
高いところまで来ると姐さん達の背中が見えた。誰かが振り向きかけた時、ぐっと肩を引っ張られる感覚に転ぶようによろめいて。
だけども気付けば私はしっかりと慶喜さんの胸に抱き込まれていた。
近すぎる慶喜さんの肩や髪を透かして、椿の綺麗な赤と生命力に溢れる葉の緑が壁になって視界を埋めた。
「ごめん」
「……慶…」
「行かなきゃね…戻らないと。でも後ほんの少しだけ」
こうして居ようか。
視界の中で鮮やかな赤がひとつ、小さな音を立てて雪の上に落ちた。
音もなく恋に落ちる、私の目の前で。
/終
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こどもがお泊まり、朝から余裕のあった茶衣でした☆(お話書いたのは昨夜ね)
さ、おむかえおむかえ