BPL33節

WBA 0-0 Liverpool


メンバー





ボール支配率は74%と圧倒しており、相手陣内での時間帯が長かったにも関わらずスコアレスドロー。WBAに対してのこのドローは、この時期負けに等しいと言っても過言ない結果となりました。



この試合の注目は何と言ってもバロテッリの先発。
ファンからしてみれば未だに何かしてくれるんじゃないかと思いたい選手なので、期待をして見てはいましたが結果はノーゴール。
前半にはスターリングから受けたボールをアイブ、コウチ?ヘンド?がフリーにも関わらず強引にシュートしDFにやすやすブロックされるシーン、ドリブルを仕掛けゴール前でファウルをもらうシーン、こぼれ球をらしいボレーで惜しいシュートを放つシーンなどがあり気持ちはゴールに向いているのですが・・・


ただ、試合を通じて思ったことはチームの攻撃の手厚さが全くなかった事。
チャンスクリエイトしても単発止まり、そもそもチャンスらしいチャンスもほぼ無し(こぼれ球のヘンドのシュート、キャプテンのFKくらいかな)。


原因は1トップ(3トップの頂点)のバロというわけでなく、チーム戦術がちぐはぐだったことではないでしょうか。
フォーメーションはいつもの形である3-4-3。
攻め込む時間が多かったのでキャプテンをDFラインの中央に持って行きボール配給係にし、チャンがセンターハーフの位置まで上がり中盤のサポート。
コウチは中盤の底近くまで下りてきて攻撃のリズムを作る役。
スタ―リングとアイブはサイドから攻め込む役(バロがサイドに流れたらスターリングが中に入る)、ヘンドとジョンソンはそのフォロー。
バロはポストプレー。
といった印象でしたが、バロはポストプレー壊滅的に下手、スターリングとアイブは周りとかみ合わず、ヘンドとジョンソンは怖さなし。


選手の個性を生かそうとはしているが、それが逆に相手に守りやすくさせてしまっており、アイデアが全くなかった。
74分にララーナ、ボリー二を投入しララーナがコウチとの連携でアイデアをいくつか出していたのでマシになってきてはいたが、そもそも交代のタイミングがいつも通り遅い!


この試合では私はこのように感じました。










ユナイテッドがエヴァートンに敗戦し4位に後退。リヴァプールは残り5試合でユナイテッドとの差は7(リヴァプールは1試合消化が少ない状況)。
CL圏内は遥か彼方の状況ですが、奇跡を期待しております。