あきです♪

 

前回ロストワックスで作った指輪です。

 

 

 

これを鋳造して指輪にするには業者さんに依頼する方法と自分で鋳造する方法があります。業者さんに依頼すると金属の種類によって金額が異なりますが、5000円程度からあります。(参考シーフォース)しかし、それでは面白くないので、自分で鋳造してみます。良い子は危ないので大人の人と一緒に作って下さいね。

 

 

今回購入したのは「指輪を作ろうキット」です。2000円程度でした。キットの内容は写真のようになっています。ロストワックスが2つ付属しています。

 

 

低温で溶ける金属で指輪を作る場合はこのキットで出来ます。しかし、金属アレルギーが心配とか、本格的に銀等で作りたい場合はこのキットではできません。専用の石膏を使い、それを焼き上げる炉や遠心力で鋳造する装置が必要なようです。調べてみると60万円程度の費用がかかるようです。

 

 

高温の金属も危ないので業者さんに依頼するのも良いと思います。妻の実家が鉄工会社だからという訳では無いのですが・・・。ここからの作業はケガをしないように細心の注意を払って行って下さい。

 

※手袋とマスク着用

 

 

 

ロストワックスで作った指輪の型につまようじの太いやつを半田ゴテで溶かして付けます。

 

 

付きました。これが湯通になります。(鋳造するときに溶けた金属が通るところ。)

 

 

洗濯ばさみでつまようじをはさんで、横から見て容器の中央に指輪が来るように調節します。

 


石膏を水で溶かします。水32gと石膏68gを割りばしで混ぜ合わせます。数分でとろみが出てきます。

 

 

 

紙の上に金属の型をおいて、溶かした石膏を流し込みます。下からは出て来ないので大丈夫です。

 

 

先ほどの指輪を入れます。

 

 

割りばしで叩いて小さな気泡を抜きます。

 

 

固まるまで1時間放置します。その間にちょっと休憩。ちょっと一服

 

 

固まったらペンチを使って、つまようじの太いのをまっすぐ上に引き抜きます。次に、石膏が柔らかいうちに、空いている穴を電気ドリルで広げます。カッターでエグッても良いそうです。カッターが無いのでドリルを使いました。

 

 

入口は大きく開けます。横から見たら円錐形になります。上が湯溜まりになって、溶けた金属が流れ込んでいきます。穴の底に見える青いのが指輪の原型です。

 

 

石膏が完全に固まるまで2日以上放置します。

 

というわけで、今日はここまでです。お疲れさまでした。

 

次回はいよいよ鋳造します。キラキラ怖いなー。

 

 

第2弾の指輪のロストワックスがほぼ完成。第1弾の出っ張りが幅広なのは実用的ではないみたいですので、幅を狭くしています。第1弾の出来上がりを見て、彫刻を入れるか考えます。

 

 

 

動画はこちらです。ネタばれ注意!

 

 

 

お読み頂きましてありがとうございました。

バイオリン(^^)/