あきです♪
昨日の雪は凄かったですね。
仕事帰りの夜11時ころ、いつもの景色が雪で真っ白になっていて、点滅する信号や街の明かりでカラフルに輝いていました。思わず「綺麗だね」と言ってしまいました。
言われた人は、置いておいた長靴に雪が吹き込んで、足が冷たくてそれどころではなかったようです。
公園では雪合戦をしている人もいました。真夜中です。
先日、小学校の造形展を見てきました。
1年生から6年生まで、次第に技術力が上がって見ごたえがあります。
けど、作品が訴えているものって、年齢に関係なくあるように感じます。
良い作品がたくさんありました。
その中でも木で作った箱が良かった。
手書きのイラストですみません。しかも横。
それぞれのパーツはぜんぜん正しい四角でなくて、いびつなんです。
だから箱もいびつだし、隙間も空いていて、そこから中が見えています。
もし、液体を入れたら全部漏れてきます。
パーツごとに薄く違う色が青とか赤とかついていて木目も見えています。
そんな不揃いな部品をつなぎ合わせて、いびつな四角い箱を作っていて
けど、とても心が惹かれるんですね。
一所懸命に作った様子が伝わってます。
正確な四角い箱を作るのは凄いです。美しいです。
けどそれとは別に、いびつになぜか魅力を感じました。
さらに凄いのは、イラストでも分かりますが、四角い板の上に浮いてます。地球の引力はどこにいった? 超能力か?
自由な発想。
ピカソは「ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ」
と言われております。
既成概念を持たず、感じたように作った作品。
「技術的な上手い下手」のパラメーターとは違うところに「訴えてくる力」というパラメーターもあるように感じました。
歌う時も技術的に下手でも「伝えよう」という思いをもっと込める事はできるなと思いました。
お読み頂きましてありがとうございました。