囚われない練習 | 鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄道関係のことが好きな母親を勝手に「鉄母」としました。
旅行や鉄道関係から、英語、教育、発達障害と、鈍行のおかげでネタの中身が寄り道いっぱいです。


 

 

このかたは、かの山岡鉄州先生が

開いた庵の7代目ご住職です。


とらわれない、とひらがなではなく

囚われない、と、この囚人の囚を

書くと言う所に、ドキッとして

図書館で借りました。


字の通りならば牢屋に入れられた人。

でも、この世の中たるもの、無意識の

うちに何かに囚われてしまい、自分や

その周囲が見えなくなってしまうことが

とても頻発します。


情報量の膨大さはホントに怖いほど。

惑わされて人の性にしたくなるんです。


それが、有言実行ももちろん大切ですが

不言実行、天網恢恢疎にして漏らさず、

天上天下唯我独尊、日々是好日、

百聞は一見に如かず、習った言葉が

禅の教えにまわり、断捨離も足されて

腑に落ちる文言がたくさんありました。


頑張ってがむしゃらにやるのが

大切な時もある、直接やり取りしたから

わかる、手紙(メール)等道具を使う人との

関係。哲学にも分類されますが、これは

日本人として理解した方がいい内容と

感じました。


とはいえ、ご住職も人の子。

修行中も迷ったり、実は外国からの

お話を聞いて、生きている様子は同じ

だから、行いが尊敬できる人たるのも

また同じと勉強するって書いてあるのも

学びが多かったです。