死ぬほど読書 | 鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄道関係のことが好きな母親を勝手に「鉄母」としました。
旅行や鉄道関係から、英語、教育、発達障害と、鈍行のおかげでネタの中身が寄り道いっぱいです。

 

 

この著者だれ?という方。


伊藤忠商事の社長だった方です。

民間出身で初の中国大使に赴任された

方です。名大(名古屋大学)法科出身で、

何かの時になると豊田章一郎氏同様

名大の講演会や同窓会にOBとして

帰ってきます。(愛知県出身ですから)


三井物産や三菱商事と並ぶ、日本切っての

総合商社である伊藤忠商事を率いた

丹羽宇一郎氏のこの本を、図書館で

借りて読んだのですが、とてもよかった

内容でした。


私は小学校の頃、一度図書委員会を

経験しました。また、代本板(だいほんばん)が

2つあればいいのにと思うほど、

(感想文を書くのは苦手ですが)借りた

そばから次何読もうかなぁ、こんな本が

あるんかぁ!とか、当時から本がある

図書館というのは、私には楽しい場所。

文房具屋さんと本屋さん、図書館の隣に

宿屋があったら、私は家事も仕事も

そっちのけでずーっといるでしょうね。


丹羽さん(この名前聞いただけでも、

如何にもこの地方出身だとすぐ分かります。

丹羽長秀が犬山から扶桑方面の出身です。

丹羽郡もまだ残ってます。にわさんの

庭だと言われます。江戸に時代が

下ったとき、尾張家も二本松の丹羽家から

輿入れした姫を嫁にもらってる殿様が

おいでますが、二本松は福島。丹羽家の

子孫は福島の二本松を所領に与えられて

姫の代に尾張に戻ってきたのです)は

伊藤忠商事の大赤字からのV字回復を

成し遂げた人なので、個人的には

ビジネスに厳しい鬼👹かとも思いました。


しかし、死ぬほど読書なんてえらく

分かりやすくもユニークな題名をつける

もんですから、どんなんかなと読むと

さすが名古屋人。思考回路が先輩でも

何か想像できるのです。


私は稼ぎを全部本屋さんと心中できる程

余裕はないので、図書館にも世話に

なりながらの読書生活ですけどね。


一貫して現場主義で現実主義なので、

想像するというよりは、現実にきちんと

向き合って、対処の方法を考えていると

夢見る事は少し少ないなぁとも思いますが

吉本を見て心理的なバランスを取って

行くのも大切ねって書いてあるんです。


まさか似たような本を茂木先生

(茂木健一郎先生)も書いてるとは

思わなかったです。 

 

でも、先に丹羽氏の本を読んでしまったから

なぜか茂木先生の本は論をこねてる

ようにもみえてしまう。そんなはずじゃ

ないと思うんですが。


でも、本を読むって、大事だよって

言いたいんだろうと思っています。


本を読むのは楽しいと思うから、

それ以上の理由はないですよ。

それでいいですよ。


これからも本はむさぼるように読みます。