岡山県の山田聖子(イブちゃん)にお話伺いました。
イブちゃんは、群馬県出身、卯年生まれの60歳。
フリーランスで、わくわく住まいのコンサルタント。
お仕事内容は、クライアントさんが住むことに対して、
未来をどういうふうに考えるかを言語化して、想いを引き出し、
未来に照準を合わせることをされています。
これまでの歩みは、
元々群馬県育ちで東京の短大を出て、証券会社のOLから、
社会人生活が開始。
高級住宅街にある、風呂なしトイレ共同の家賃2万円の賃貸に住み、
「当時は風呂なしトイレ共同とか、当たり前だったけど、
住まいに対する、こうしたい、という思いは、
その時からあった」
とおっしゃいます。
旦那さんの弟が独身の時に家を建てていたけれど、
結婚後に転勤したため、
兄夫婦がそこへ住むこととなり、岡山で新築に住むという展開に。
借りてるお家なので、掃除なども丁寧にしつつ、
住むことって、とても大切だなと思われたそう。
結婚して退職してたのだけど、
たまたま三井造船でCADのお仕事が導入される時に、
CADなんて全然できなかったのに、
オペレーターとしてアルバイトに雇われました。
「人手がすぐに欲しかったんでしょうね」
とおっしゃいますが、これがご縁の始まりで。
図面は読めないけど、CADはできたことから、
住宅メーカーとご縁ができて、
派遣で松下電工の照明プランナーでお世話になって、
住宅から店舗へと担当を経験されました。
最初は、矩計図(かなばかりず)という漢字が読めないほど
何もわからなかったのだけど、話がわかりたい!と思って、
建築士の資格を取られたそう。
「勉強は楽しかったし、1回で試験に通りました。
本屋でテキストを買って、勉強したんです。
コーディネーターも、勉強面白いと思って、やりました」
って、かなりの勉強熱心。
住宅とか、住むとかに興味が強くて、
なぜそのアパートなの?どうしてその高級マンションなの?
なんで田舎がいいの?って、気になるそうです。
「私、おばあちゃんの家の間取りを、全部覚えてるんです。
襖も覚えてる。姉は全然そんなことはないのに」
「お洋服には興味が薄いんだけど、住宅には興味があって」
とおっしゃって。
それで、現在も、自分の講座では「住む」ということを
扱っているそうです。
一回だけ、派遣から正社員へ行ったけど、
正社員は、色々な仕事をしなくちゃならなかったので、
派遣に戻ったとのこと。
「やめても、次にもっといいところに行けて。
思考よりも感情で判断して、お仕事変わりましたね」
と、結構、大胆!?
50歳くらいまで、派遣でお仕事されて、
旦那さんの親御さんが調子悪くなったことがきっかけで、
お仕事辞められたそうです。
旦那さんが親御さんのヘルプに行くようになったけれど、
旦那さんも病気持ちだったので、
一緒に行って、旦那さんを精神的に支えられたということで。
「まあでも、こういう話は、経験した人じゃないとわからないし、
普段、あんまり話さないですけどね」
って。
55歳くらいまで、そんな感じで過ごされて、
そちらが落ち着いて、何かしようかなと思ったら、
コロナが流行った時期になって。
インテリア・コーディネーターの
内藤怜さんをSNSで知って、
彼女の著書「ソファは部屋の真ん中に」の
出版パーティー後夜祭グループコンサルティングに
参加許可を得て、その場にいた方たちと初対面。
それがきっかけで知った
伊東じょんこさんの銀座のセミナーに行ったり、
渡辺翠ちゃんを知ったりして、どんどん繋がって、
渡部友紀さんの講座や
あーやさんの講座で学んだりして、
現在のお仕事につなげておられます。
お仕事で大切にしていることは、
・お金を上に置かない
・目標値を置くとしんどい気がするので気にしない
・楽しいと思うことに時間を使う
ということ。
今後は、10月末に1dayの講座を開催👇
風呂なし共同トイレの賃貸が、
住まいへの意識が芽生えるきっかけとなり、
そこから、偶然に導かれるように、
住まいの関係でお仕事されるようになった展開。
まだまだ、女性が結婚後に仕事をしたり、
転職したりが一般的ではなかった時代だった中で、
住まいに対しての思いや興味が、
それを引き寄せたんですね。
旦那様を支えたお話も、
人生経験が長いならではのエピソードで、
普段、飄々とされてる中では、
なかなかお聞きできない貴重なお話でした。
人に歴史あり。ありがとうございました。
インタビュー・文:天之道 あき
写真提供:山田 聖子





