ベトナムと言えばどんな料理が思いつくでしょう？
フォー、春巻き。日本にいる時はこれくらいしか知らなかったけど。

また単純にフォーと言っても実は色々な種類があって、もしベトナムに来て「フォー」と注文しても簡単には出てこないかも。
フォーに入っている肉でも、牛肉・鶏肉・少ないけど豚肉もあったり、牛肉でも半生だったりちゃんと火が通ってたり両方だったり。
なので、「フォー」と注文しても「何のフォー？」と聞き返されます。

今日はそのフォーの中でも、地元の人に良く頼まれているものを一つ紹介。

これはPhở bò tái chín（フォー　ボー　タイ　チン）と呼ばれているもので、半生と火の通った牛肉が入ったフォー。
phở（米粉で作られた平対面） bò（牛肉） tái（半生） chín（熟した、火の通った）という意味。
スープは店によって変わってくるが、この店は牛肉と鶏ガラのスープにNước mắm（ヌォックマム）と呼ばれる魚醤で味を調えたもの。
中に入っている野菜も店によって違うが、ここのお店はネギ、ニラ、玉ねぎかな？
皆さんの大好きなパクチーは入ってないみたいね。

ここにライムを少し絞って味を引き締めると、あとは啜るのみ。

うん、うまい。

フォーもお店によって当たり外れが多いんだけど、お店選びの注意点を１つ。
ベトナムは全体的に口コミでお店を選ばれることが多いので、googleの評価とかを基準にするのが良い。
あとは、実際にお店に行った時にお客さんが多いかどうかも大事。

ちなみにこちらは別日に撮ったフォー。

器の右上に見えるのは卵で、お玉を使ってスープの中でさっと茹でた卵を追加したもの。
途中で混ぜることで味変も出来るし、最後まで取っておいて半生を一気に食べても幸せになれます。
名前はTrứng trần（チュン　チャン）

今回のお店はこんなとこ。

また美味しいものがあれば紹介しまーす。

フォーのお話