年末年始の休暇が明け、久しぶりに着た服がきつく感じたり、体重が増えてしまうなんてこと多いのではないでしょうか。

クリスマスから引き続きイベント続きのこの時期はカロリー過多、そして運動不足が重なり、ダイエットにおいて鬼門のシーズンです。

しかし、焦って過度な絶食を行うのはリバウンドの元であり、健康を損なうリスクもあります。

そこで本記事では、ホンマでっか!?TVでも紹介した、なるべく辛くない方法をご紹介したいと思います。

今回は後編です。

↓前編はこちら↓

 

海苔を食べるなら色落ちした海苔を食べるとメタボ解消効果が!?

 

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変色した海苔(金色のような薄い色)に含まれる発酵性食物繊維“ポルフィラン”が肥満・糖尿病を予防する効果があることがマウスの実験で示されています。

※自宅で長期間保存して変色した(赤褐色)とは違います。
その場合の変色は湿気によるものが多く、食物繊維が増えているわけではありません。

Porphyran from discolored nori prevents metabolic syndrome through microbiota-bile acid-ceramide pathway - PubMedNori is a component of the traditional Japanese diet. The Jappubmed.ncbi.nlm.nih.gov

色落ちした海苔は市場に並ばずに破棄されたり、加工品などになっているのが実情だそうですが、一部で有効利用しようと少しお得に買えるように販売していたりするそうです。

色落ちした海苔に含まれるポルフィランが腸内細菌によって分解されると、胆汁のバランスを整えて“脂肪をため込むスイッチ”のセラミドを
減らしてくれた結果、肥満、糖尿病を予防する可能性があるということです。

つまり――海苔が“太りにくい体づくり”を手伝ってくれる可能性があるってことです。

日本人は海苔を常食してきたせいか、海藻を代謝する腸内細菌を持つ人が多い人種なんです。(日本人の約90%がもっていますが、日本人以外は約15%しかもっていません)

もしかしたら日本人にとって有効な手段なのかもしれませんね。

この研究結果はまだ動物実験での報告ではありますが、日本人が世界的に肥満や心血管疾患の有病率が低い理由の一端を、海苔を含めた伝統的な日本食が担っている可能性も考えられるのではないでしょうか。

破棄されている海苔が有効に使われることにも期待されています。

ただ、海苔の食べすぎは甲状腺というのど元にある臓器に影響する恐れがあります。

海苔に含まれるヨードは甲状腺からでるホルモンの材料になります。

しかし、量が過剰になると、「危ない、ホルモンが作られすぎてしまう!」
と判断し、逆に 甲状腺ホルモン合成をストップします。

このように甲状腺機能の低下をきたす恐れがあるので、
厚生労働省が定めるヨウ素の摂取推奨量(成人)一日あたり0.13ミリグラム、(大体大きな乾燥のり1枚)くらいにとどめておいたほうがいいでしょう。

なんでも食べれば食べるほどいいというわけではありませんので適量を活用してくださいね。


時間制限食vsカロリー制限 体重減少効果はほぼ一緒!?

 

 

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2大人気ダイエットといっても過言ではない、カロリー制限と時間制限。

ダイエット効果はどちらが強いのか???

結論がでました。

90 名を1 年間追跡して比較した実験が行われました。
A. 12 時〜20時の時間制限食のみのグループ
B. 25%カロリー制限のみのグループ
C. 食事時間10 時間以上、カロリー制限なしのグループ

A.B はどちらも同じ程度の体重減少効果があったということです。

Effect of Time-Restricted Eating versus Daily Calorie Restriction on Mood and Quality of Life in Adults with Obesity - PubMedThe purpose of this secondary analysis is to compare the effepubmed.ncbi.nlm.nih.gov

ちなみにこの実験では、気分の変動や生活の質に対する観察も行われていますが、2つの方法ともにそんなに影響せず、つまり比較的心穏やかに行えるダイエットだということです。

時間制限は時間を制限することで自然と総摂取カロリーが抑えられるので、食べたいものを制限するのが苦しい人には合っているかもしれませんね。


食べる量を減らしたいときは、食べるイメージを繰り返すだけで「実際の摂取量が減る」!?

 

 

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想像による脳の満足感を利用すれば自然に摂取量を減らせる可能性があります。

アメリカで行われた実験を紹介します。

1:たくさんのチョコを食べる想像をする
2:3個だけチョコを食べる想像をする
3:支払いをするなどの食べ物と無関係な想像をする

それぞれ実際にチョコレートをどれだけ食べるかを調べたところ、たくさんの量を食べる想像した人ほど実際に食べる量が少なかったのです。
実験では30回ほど想像を繰り返しています。

なぜこのようなことが起きるかというと、食べる想像が満足感を先取りしてしまい、実際の欲求が下がるためです。

ポイントは食べ物の想像や見るだけでは満足しないので、食べる動作や食べ物の味を詳細に想像すること。

詳細な想像は脳にとっては「凖体験(実体験に準ずる体験)」であり、脳は食べた気分になり満足し、実際の摂食行動が減らせるのです。

https://www.science.org/doi/10.1126/science.1195701


別の実験で脳を観察したものもあります。

食べることを想像しているときの脳をMRIで見てみると、食べた時とよく似た反応を示しており、食べた時と同じように脳の食欲や味覚をつかさどる部分が活性化することが分かっています。

https://www.nips.ac.jp/fmritms/publications/2004/Kobayashi2004.pdf?utm_source=chatgpt.com


食べることを我慢するのではなく、脳の満足感を先取りする新しいアプローチもダイエットに有効なのです。

脳内食べ放題、やってみる価値ありです。


いかがでしたか?

美味しい食べ物がたくさんある現代はダイエットはだれにとっても身近なワードではないでしょうか。

もちろん健康のためにも体重を理想的に保つことはとても大事です。

無理なくするためには継続できる方法であることがポイントです。

自分に合った方法を見つけてみてくださいね!