5日間に渡る受験がようやく終了した。

昨日、4日校・5日校の合格発表があり

りおの進学先が決定した。

今日は手続きのため、りおとその学校を訪れる。


受験期間中は余裕がなく、鏡をまともに見てなかった。

久しぶりに自分の顔を映してみる。

頬の肉が少し落ち(これはいいこと!)

眉毛が伸び放題。

よくこの眉毛で外に出てたよなぁと

ちょっと恥ずかしくなった。

ついでに白髪率も増していた。


りおは進学先に満足していて、入学を楽しみにしている。

今朝は私に「これから英語を教えて」と言ってきた。

解禁となったゲームを好きなだけやって

テレビも復活。


私はというと・・・

気が抜けたのか、何とも名状しがたい気持ちが

心の中を占め、とりとめもなくいろんなことを

思いめぐらし、誰とも話す気にならなかった。

昨日を境に生活が激変したからかな。

りおの中学受験を冷静に振り返ったり

いい経験だったと思えるようになるまでには

まだ時間がかかりそうだ。


ご縁のある学校に進むことになる。

これは前から考えていたこと。

進学先に申し分なく、全ての面において

我が家に一番合っている学校だと思う。

だから、導かれていたのだろう。

最近、よく仕事をご一緒させていただいている

ある著名な方が、この学校の卒業生であることを

昨日知った。

これもまた、ご縁なのだなと思う。

次にお会いした時に、「息子が後輩になります」と

言ってみよう。


りおとまこの中学受験勉強日記。

次が多分、最終回。




PS. メッセージをくださった皆様には

きちんとお返事をしたいので、少しお時間を

頂いてしまうかもしれません。

申し訳ございません。

心温まる励ましを本当にありがとうございました。

想定しうる最長の受験期間だった。

それについは、このブログ最終回に

書こうと思う。


毎日、サピと早稲アカの先生から

お電話を頂いた。

その日の合否や出来を確認するために。

サピからはりおが大好きなT先生。

毎回励ましてくれた。

上っ面だけでない言葉を感じ、

電話を切った後、いつもありがたく思っていた。


でも、その対応は校舎(先生?)によって異なるようだ。

上位校を目指していた友人のお子さん。

冠のSSでは常にトップクラスをキープ。

模試ではいつも80%判定。

しかし、1日・2日の受験で番狂わせが

起きてしまった。

親子でつらい精神状態だった2日・3日に

交わしたというサピの先生との

会話を聞いて唖然としてしまった。


2月2日。

1日校に受験番号がなく、当日に

受けた2日校も手応えは芳しくない。

友人は4日校をどうするか判断に迷っていた。

そのまま出願してた学校を受けるか、

すこし落とした学校に変更するか。

しかし、その学校の過去問をやったことはない。


そのことを電話してきたサピの先生に相談すると

「過去問は立ち読みしておけばいいと思います。

それで対応できると思います」

・・・ひどい。そんな言い方ってある?


2月3日。

やはり2日校から合格いただけず。

お子さん本人は疲れとショックで、過去問に

取り組む余裕なし。

友人は当日受けた3日校の自己採点をして

翌日の判断をしたいと考え、サピの先生に

問題レベルの見解を問うたところ、

「合格者対応に忙しく問題もまだ見てません」

・・・そういうものなの?巣立った生徒のフォローは

二の次なの?


先生の残念な発言はまだ続く。

「ちなみに3日校もダメだったらどうします?」

その時点で出願が間に合う校名を挙げ

締め切り時間を告げて「気を付けてくださいね」

と電話を終わらせたそうだ。


こんな対応をする先生もいるんだ。

驚きというか、所詮受験産業とがっかりしてしまった。


実力があるそのお子さんは上位校に合格し

日常の生活に戻っている。



第一志望から合格をもらえる子は

4人に1人と言われる。

涙をのむ子の方が多いのだ。

そのつらさはよく分かる。

想定外の結果になってしまった場合ほど

次のステップをどうするかの判断に迷うだろう。

そんな時に頼りたくなるのはサピの先生。

こんな例は稀なものだと思いたい。

第1志望不合格で泣いたと思ったら、

その夜はインターネットを見てハイタッチ。

沈んだり、浮き上がったり忙しい。


当日夜に行なわれた2日校の合格発表。

そこからブログの下書きをするものの、

睡魔が襲ってきたりしてなかなか

更新できなかった。

中学受験って、こんなに親も疲れるんだ・・・



1日に午後受験した学校は、インターネット発表の

時間が延びたため、不本意ながらりおは

自分で合否を見ることなくベッドに入った。

だから2日校は、どうしても自分の目で最初に

確認したいと強く希望。

予定時間から何度も発表のページを

クリックするが、一向にアップされる様子がない。

ようやく数字が並んだページが表示され

りおの目が真剣になる。


「あー、ない」

今回もやっぱりダメだったか。

直前に電話で話した、サピの先生の

顔が浮かんだ。なんて報告しよう。

でも、本当にないの?

「やっぱりない。落ちた。」

そうか、現実は甘くないな。

過去問、できてなかったもんな。


すると、「あった~!」

ほんとかよ?番号を確かめる。

抱き合って喜んだ。


とりあえず、2日校から合格をいただけた。

親子で気に入っている学校なので、

精神的に楽にはなった。


昨日はりおにとって分不相応な

チャレンジをしてきた。

予想される結果は言うまでもない。


そして、今ちょうど4日校の試験真っ最中。

りおと私が一番最初に「ここに入りたい!」と

強く憧れた学校。

厳しい受験であるに違いないが、

全力を尽くしてがんばってきてほしい。


サピの先生に強く勧められた5日校も

出願をする予定。

3日校がダメだったら、受けるつもり。

すなわち受験は決定。


一生に一度と呼ばれる経験は何度もある。

しかし、そう形容されるものの間にも

重みにだいぶ差がある。

中学受験とは、りおの人生においてかなり

大きな経験であろう。

疲れているりおにとって5日校受験は

気力的にも体力的にもかなりしんどいもの。

当初、本人は嫌がった。

長い人生の中のたった1日だよ。

力を振り絞ってみようよ。

時間は取り戻せない。

やらないで後悔することほど

悔しいことはないから。

と話したら納得してくれた。


りおの中学受験終了まで、あと1日。

どんな結果が出たにせよ、

いい経験だったと思えるはず。




りおの夢、破れる。

無謀な挑戦、「合格率0%」と

言われていた受験なので

当然の結果。


第一志望不合格という事実に

直面した時って、もっと落ち込むかと思ってた。

でも、普通にこうして日記に綴れるし

甘いものが食べたいなと思ったりする。


2日校にりおを送って、合格発表の時間を

そこの控室で待つ。

イヤな時間。

受かるとは思っていなかった。

だから、時間が過ぎても立ち上がれなかった。

わざわざ不合格を確認しに行くのだから

力が湧かないのは当然か。


第一志望校に到着したのは発表から1時間後。

もう、この校門の内側に足を踏み入れることは

ないのだろうな、と数字が並ぶ掲示板に

向かって歩く。
私は遠視。遠くのものがよく見える。

りおの受験番号を確かめるのが怖くて

目に数字が飛び込んでこないように

視線をそらしながら歩み寄る。


やっぱり番号はない。

当然だ。


いろんな人に結果報告のメールをし、電車に乗る。


乗り換え駅で降りたところで、不合格証拠写真を

撮り忘れたことに気づき、学校に戻る。

iPhoneをかざし、りおの番号近辺を撮影して帰る。

何やってるんだろう。


りおに伝えたのはダンナ。

私は午後受験の掲示板確認と合格証を受け取らねば

ならず、ダンナに2日校受験終了後に迎えに行って

もらっていた。


りおは「そっか・・・」と言った後、しばらく黙っていた。

そして、「行きたかったな」とつぶやいたそうだ。

家に帰っても、ぼーっと野球のビデオを

見て過ごしていたらしい。


私が電話した時は、あっさりしていたので

大丈夫じゃんと思ったが、りおの中で切り替えが

ついた後だったのだろう。


能力不足、努力不足だから、受かるわけがない。

分かっていたものの、行きたかった気持ちを思うと

せつなくて、涙が出てくる。


目指すべきではなかったか。

いいや、そんなことはない。

1日の受験は特別な意味を持つのだ。

自分が納得するように使えばいい。

今はそう思う。







入試はこう流れていくのか。

というのが感想。

見えない渦に巻き込まれて

いつの間にかこの時間。

不思議な感じ。


1月校のラッキーを本番にも、と

近所の神社でお参りをしてから駅に向かう。

途中、車に乗った友人とすれ違う。

一緒にチームを卒業した、野球仲間。

似てる車だなぁと思いながら

運転席を凝視してたら、中から手を

振ってくれた。

なんだか、ホッとした。


次に信号待ちしてたら、年末に集まった

家族で仲良しの友人にばったり会う。

その子の志望校は、りおが向かう駅の

途中にある。

ここでもまたホッとする。

中学受験を目指す、仲良し家族2組と

会えるとは縁起がいいかも。と。


学校に着くとずらっとたくさんの塾の先生が

列を作って出迎えてくれた。

早稲アカはすごかった。

あの規模で激励されたら、元気出るだろうなと

思いながら、私たちはサピの先生の方へ寄る。

残念ながら知っている先生は1人だけ。


そして、りおは私が声をかける間もなく

校舎へと吸い込まれていった。

志望校の受験は初めて。

試験開始時間は祈るような気持ちになり

思わず両手を合わせていた。

りお、がんばれって。


試験終了後、私は何も聞かなかったが

ぽつりぽつりと自分から試験のことを話し始める。

サピックスオープンと同じような問題が出た。

SSのプリントからも出た。

早稲アカのテキストからも出た。

どこかの過去問で読んだ文章が出た。

でも、出来は芳しくないようだ。

特に理科は壊滅的との表現。

いいよ、チャレンジだもん。

次に目を向けよう。


そして午後受験の会場へ。

保護者でごった返していた。

控室から早々に出て、会社へ行く。

ここの合否は当日発表。

なんとか合格をいただけた。


サピの先生から明日以降の

我が家の動きを確認する電話をもらっていた。

午後受験を取れるかどうかによって

2日校が替わるからだ。


合格をもらえたので、明日から

実力以上の学校への挑戦が続く。


りお、がんばれ。

そして、全ての受験生、がんばれ。

いよいよ明日が2月1日。

1年後はどうなっているんだろうと

去年の今頃、中学受験生を応援する

日能研の駅貼りポスターを見て考えていた。

1ヶ月後は何をしているのだろうと

正月にひとり家で考え、

先週はあと1週間になってしまった!

と怖くなった。


そして明日に迫る本番の日。


りおの能力には限界がある。

それに加えて、夏から秋にかけて

受験生が学力を蓄え、力をつける

大切な時期にりおが最大限の努力を

していたとはとても言えない。


これには、親である私に責任がある。


でも、りおが何年もサピックスに通い

大好きな野球をやめて受験勉強に

専念してきたのだから、今週は全力で

入試に向かうりおに寄り添い、

どんな結果が出ようとも、最後の

頑張りをほめてあげたい。



算数の家庭教師にはしょっぱな泣かされた。

正確に表現すると、私が現実を

突きつけられて勝手に泣いたんだけど。

ショックのあまり、歩いていた緑道の

ベンチに座りこみ、しばらく動けなかったのを、

そこを通るたびに思い出す。


「言い方がキツイ先生だよ」

と紹介してくれた友人が言っていた。

そうかな?なんて思いながらの

スタートだったが、本当に何でも

はっきりおっしゃる。

先週まで「滑り止めのない受験」と

我が家の受験計画を評していた。

でも、りおとまこの性格には

こんな先生の方が合っている。


今日が最後の授業。

りおはこの日を迎えるのが、

ちょっと怖かったらしい。

別れがつらいから。

先生が最終日は、徹底的に教えてくれる

と前回宣言していたそうだ。

その言葉どおり、1時間半の延長。


授業が終わって、先生が手紙をくれた。

「時間がある時に読んでください」と。

受験を迎える生徒ひとりひとりに

渡すのだろう。

カバンに白い封筒がたくさん入っていた。


いつものように門の外まで先生を見送る。

りおは走って家に入り、そのままトイレに

駆け込んだ。

出てきた顔を見ると、鼻が赤くなっていた。

そしてもらった手紙の封を開け、読みながら

涙をぽろぽろこぼしていた。

21回の授業だったけど、いい先生に出会えて

本当に良かったと言っている。

1月に入って、伸びを実感できたのも

先生のおかげだと思っている。


りおは中学受験が終わっても

先生に教わりたいと希望している。

私もそうできればいいと思うが、

これから受験を迎える人の方が

先生を必要とする度合いは大きいだろう。

先生の時間は有限。

受験生にお譲りするべきじゃないかな。


まずは先生に合格の報告を直接できるよう

あと2日間、悔いの残らぬ勉強をしよう。

まこは風邪気味。もう治りかけだけど。

実は日曜日の仕事以来、体調を崩していた。

会社を休みつつ、りおとはできるだけ別室で

過ごし、なんとかりおにうつすことなく

快方に向かっている。

インフルエンザや風邪の感染を防ぐために

学校を休んでいるのに、親からうつされたら

救いようがないよね。


昨日は残り3校の出願を済ませてきた。

今回も場所がバラバラなので、移動に

時間がかかった。

いずれの学校も20日受付開始だから、

こんな時期の出願はかなり遅い方に違いない。

受験番号にそれがうかがえる。

2日校では、やっぱりいい雰囲気だなと思い、

3日校は負けパターンで受けるため、

ここにご縁があったら困るなと思い、

4日校では校庭でやっている体育の授業を

見て、りおがあの中に入れるといいなと

思いながら、受付に向かう。


昨夜、サピ最後の保護者会で配布された

「入試対策ガイド」を読んだ。

段ボールを切ったもの2-3枚用意

と書き込んであるのを発見。

ガタガタする机に当たってしまった場合の

対処法だ。

3枚用意し輪ゴムでとめて、りおに渡す。

あと、1月校受験の時にあってよかった

と言っていたチョコレートも用意した。

その時は水筒にはほうじ茶を入れていったが、

1日受験では紅茶が欲しいと頼まれ

オレンジペコを買ってきた。

私の好みで甘栗も買ったが、これは

「意味わかんない」と拒絶されてしまったので

今日のおやつに格下げ。

たしかに、これはセンスなかった。


さっき早稲アカの先生から電話があった。

明日予定されている激励会に不参加のため

一足早い「がんばってください」コールだった。

短期間ではあったが、お世話になったので

いい報告をしたいものだ。


これから最後の算数家庭教師。

明日で国語の家庭教師も最終回。

あと3日。

受験終了に向けてテキスト整理を再開しよう。



昨夜、サピの授業が終わった時間に

校舎の横を通った。

大勢の6年生が次々と校舎から出て

先生に誘導されながら、駅に向かって

列をなしていた。


初めて見るこの光景。

最初にして最後か。

テキストが入ったカバンを背負い

おしゃべりに興じるこの子達は皆、

いろんなことを我慢して2月1日を

目指して頑張っているのだと思うと、

なんだか胸がいっぱいになった。

みんなに春が訪れますように。


りおは「さみしい」と言った。

サピは塾だから、ずっと通う場所ではなく

志望校に入るための通過点。

たくさんのことを教えてもらったから

この先に控える大学受験でも

お世話になればいい。


大好きなT先生は2月1日に

りおが受ける学校に来られないので

昨日少し早い、激励をしてくれたそうだ。

1月31日の激励電話はT先生がくださるそう。

私の体調のことまで気遣ってくれたと聞く。

ずっと見守ってくれたT先生に

いい報告ができますように。


今日は2日・3日・4日校の出願に行く予定。

どの日も複数受験またはダブル出願のため

全部で7校分の受験票を手にすることになる。

1日午後の合否によって、翌日の受験校が

変わってくるので、行動計画を立てねばならない。


あと4日。でも、なんか他人事に思える。







りおの最終週の過ごし方。

午前:基礎固め

午後:過去問・模試のやり直し

夜:これまでのおさらい

と計画を立てていたが、当然そんなに

うまくいくはずがない。

サピはあるし、家庭教師もある。

過去問のおさらいはほとんどできていない。


書けなかった漢字をまとめたプリントを

やらせるが、同じところを何度も間違える。

代表的なのが、フィルムがカンコウする。

正解は感光。

なのに、慣行、刊行、と意味を考えれば

分かりそうなのに、この2つどちらかを

書いて間違える。


りおが受ける学校は、地理のデータや

グラフが必ず出題されるのだが、

サピのデータバンクの暗記がアヤシイ。


さっき、いつものように遠隔操作で

社会の答え合わせをした。

平将門が正解。

りおの答えは平清盛。

ふざけんな。共通なのは平という姓だけ。

関東で反乱を起こしたのは清盛だって

どうやったら書けるわけ?

こんなミスは初めてだから、びっくり。

二度と繰り返さないでよ!


来週の木曜日は準本命校の受験日。

この学校は1問のミスが命取りになる。

元々チャレンジ校であるのに、

正答しなくてはいけない問題を落としたら

泣くになけない。


発覚しないだけで、まだまだ抜けている

ところがあるに違いない。

解けない図形の問題もある。

真ん中に□があって、上下左右に配された

漢字でそれぞれ熟語を作る問題は

りおにとって捨て問。超苦手。


取れる問題で稼げばいい。

できない問題より、解ける問題の方が多いはず。

そう思うようにしよう。

でないと、あれもこれもテキストを持ち出して

やらせたくなってしまうから。