先日見た夢の話。




 

 

私は死にかけていた。


夜。周りはがれきの山で。
着ている服も、自分自身もくたびれている高齢間際の男だ。

 


 

死が近いことを悟った私は


「ああろくでもない人生だったなあ。でもこんなもんかあ。お気楽にやってきたなれの果てだな」


と納得しかけたのだが


「ああ、せめて最後に幸福をあじわって死にたいなあ、、」


そんな事をつぶやいたら

 


「ではその願い叶えましょう」

 

と若い女のような男、いや男のような女なのか、とにかく中性的な死神もどきが目の前であらわれて言った。


え、ちょっとまって自分の幸せってなんだろう。何にしよう。


けれど自分が具体的な幸福の種類を言う前に、目の前がぐるりと変わった。


自分の若い時に。


腕の中には産まれたばかりの自分の子供がいる。

 


 

そういえば子供が産まれたときはそんなに可愛いと思わなかったなあ。。
と考えた瞬間。

 


「愛おしい、、」

 


その感情がふいに湧いた。


それからは爆発のように


「愛おしい」

 


「愛おしい」

 

 


「愛おしい!!」


 

我が子へ向けて滾滾とわいてとまらない。


ああ!!ああ!!!


身体中が愛おしさと幸福感でいっぱいになり涙が止まらない。

 



ありがとうございます。

そう心の中でつぶやき夢は終わった。


目覚めた私は滂沱の涙でしばらく泣き続けていた。

 


そう、わたしはこんな風に愛を注ぐことがなにより幸福を感じる。
我が子はもちろん、パートナー友人お客様。

注いでるときは浄化されるような極上の幸福感だ。

時々立ち止まり、これを思い出そう。

私が幸福に満たされ、波紋のように幸福がひろがれば素敵な世界になるはずだ。

 

 

皆、幸せになれ