●willとbe going to~の違い。
こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
今回は、
「willとbe going to ~の違い」
について書いていきたいと思います。
私たちの多くは中学校の授業で、「willとbe going to~は未来形だから一緒ですよー」と言う風に習ってきていませんでしたか?
確かに同じ未来形ですが、
しっかりとこれらの間に“違い”はあるのです。
結論からお伝えすると、
・will:「今決めた」未来の形。
・be going to~:「前々から決まっていた」未来の形。
この違いです。
それでは細かく見て行きましょう。
例えば、TV番組を観ていたとします。
その時のコマーシャルに「ピザのCM」が流れました。
「あー、美味しそう・・・」
その時間はちょうどお腹も減っており、しかも、晩御飯何を食べようか決まっていないのです。CMは15秒ほどでしたがあまりにも美味しそうでお腹が減っていたので、
I'm so hungry, I will eat pizza for dinner.
(お腹空いたー。ピザを食べよう)
と言うフレーズになります。
この時、
・ピザのCMを見て「ピザを食べる」と決めた。
・「~をする」と言う未来の文章。
・なおかつ、「~する」と言う意志も含まれている。
これらの意味が含まれています。
このwillの文章に対し、
be going to~は以下の意味があります。
・「前々から決まっている」未来形の文章。
・「~する予定です」と言う意味がある。
これらが含まれています。
なので、もし僕が、
I am going to have pizza for dinner tomorrow.
と言ったとしたら、
「あー、パンサー戸川は前々からピザを食べる予定だったんだなぁ」と言う事がこの文章から読み取れるのです。
これが、willとbe going to~の違いになります。
確かに「未来形」と言う事に関しては違いありません。
しかし、「今、決めた未来」なのか、「前々から決まっていた(=決めていた)未来」なのかの違いになるのです。
「なるほど、そうだったんですね。」
はい、そうなんです。
このように、1つずつコツコツでも「“違い”を理解しよう」と言う姿勢を貫いていれば、少しずつ分かってきます。
分かってくると英語が楽しくなってくるので、
会話でも“意識的に”使い分けてみて下さい。
それでは今回は以上になります。
ありがとうございました。