こんにちは。英会話講師戸川です。
さて、今回の記事は前回の続きです。
前回の記事には、戸川が留学をすすめる3つの理由 を書きました。
そして、海外留学をした時、あなたの英語を伸ばす方法をお伝えしました。
そして、今回は(前回もお伝えした通り、あまり強くオススメできませんが。)、あなたの英語力を伸ばす事ができます。
その方法は、
「海外の語学学校で、日本人と会話する時も、非ネイティブと会話する時も、全て英語で話す。」
と言う事です。
2005年7月に、私はオーストラリアのサンシャインコーストに語学留学しました。
そして、半年くらい経って、ある一人の日本人男性を見つけました。
その人がしていた方法が、「全て英語で会話する。」と言う方法です。
この方法は上記で説明した通り、授業中も、授業以外でも全て、彼は英語で会話していました。
ネイティブはもちろん、非ネイティブでも、そして、日本人と話す時でさえも、全て英語で話していました。
これは、なかなか出来る事ではありません。
何故なら、「徹底」しないといけないからです。
そして、私の考えですが、他の日本人から、
「何カッコつけてるねん。日本人と話す時ぐらい日本語で話せよ。」
と思われてるだろうなぁと思っていたからです。(今となってはそこまで気にしませんが、当時はそこまでの勇気はなかったです。)
「他人にどう思われようが関係ない。俺は、英語を話したいから全て英語で話しているんだ!」
これは私の勝手な考えですが、これくらいの覚悟をしていたのかもしれません。
もし、
「ここまでするのはまだ勇気がない。でも、せっかく海外に語学留学しているんだし、英語力は身に着けたい!」
そう思われてる方は、以下の方法を試してみて下さい。
①海外の語学学校先で、まず日本人の友達を作る。
②お互い仲良くなったら、「ルール」を決めて、(例:毎週火曜日と木曜日は日本人同士であっても英語のみで話す。)英語を話す。
③これを継続する。
この3ステップです。
実際、私もオーストラリアに留学している時、日本人同士で英語を話しました。
正直言うと、最初はとても違和感がありましたし、何か恥ずかしかったんです。
「日本人同士で、英語をしゃべる!?何か変な感じやわー。」
当時はそんな風に思ってました。しかし、慣れたら徐々に違和感もなくなり、それが当たり前になってきました。
更に、日本人2人(私も含む)と、非ネイティブ一人(例:韓国人)の3人の時は、なるべく英語を使って話すようにしていました。
もし、日本語ばかり二人で話していると、もう一人が疎外感を感じてしまうのではないかな、と思ったからです。
しかも、せっかく留学しているのに日本語ばかり話すのも、もったいない。
(※ある程度ストレス解消する為には日本語話す時間も必要ですよ。)
なので、留学を決意したのであれば、(もちろんですが)あなた自ら英語を話す機会を作って、その場に積極的に参加し、少しずつの変化で良いので英語で話すようにしてください。
もちろん、失敗はあります。相手の言ってる英語が分からない。聞き取れない。言いたいことがとっさに出てこない。発音が難しくて相手に伝わらない。
しかし、それは積極的失敗だから良いんです。
小さい時、あなたは自転車をたった1回の練習で上手に乗れましたか?9割はNOです。
必ずこけます。ひょっとしたらヒザのかすり傷や、打撲、もしくは泣いたかもしれません。
でも、それで良いんです。
最初から英語ペラペラ話す日本人なんていない。
0と言っても過言ではないでしょう。
「失敗して当たり前。最初からできなくて当たり前。間違えても良い。とにかく口から英語を出す。」
ある日本人が、一生懸命間違いながらも、英語を話している。
その時に、あるネイティブが、
「その英語は間違っている。私たちはそんな言い方はしない。発音もメチャクチャじゃないか。」
とバカにしたような態度をとられると相当ムカつきますよね。お前だれやねん、みたいな。
「話せなくて当たり前やないか!!人の気持ち考えろや!!」
と僕なら相当アタマにきます。まぁそんな人がいない事を望みますけどね。
とにかくい、良いんです。間違って。英語を話す回数、それを何回も何回も数をこなして下さい。英語を話している母数が圧倒的に足りないだけなんです。
日本に住んでいると、自分から動かない限りほとんど英語話す機会などありません。
人生一度きりです。
おそらく人それぞれ何らかの理由があって留学できない。とか、色々あると思います。
でも、ちょっと想像してみて下さい。歳を重ねた時、
「うわぁー!しまった!あの時、海外留学しておけば良かった!英会話も勉強して、会話も楽しんで、色々な所へ旅行へ行って、人生をもっとエンジョイした方が良かった。ホント後悔してるわー。若い時にしておけば良かった。」
と思わない保障、ありますか?
今の感覚なら、なかなかそこまで感じれない(感じにくい)と思います。
「まぁえっか。あともうちょっとしたら考えよう。」
「今することでいっぱいやから、その時期がきたらまた考えよう。」
「20代後半になったら、いつかできるでしょ。」
こういう結論になるかもしれません。でも、「いつか」はやってきません。
「また今度」
これも、
「また今度っていつやねん!」
とツッコミが入ってしまうくらい、ぼやけてます。
「2度と来ない」くらい思っておいた方が良いでしょう。それくらい、「時間」って言うのを真剣に考えても良いですし、「危機感」をもっておいても良いと思います。
まだまだ、28歳で人生経験もほとんどない私ですが、今振り返ると、「あの時留学しておいて良かった。本当に良かった。」と心底思っています。
なので、留学考える「時間」も必要ですが、短期でも良いので、僕からのメッセージは、「是非留学して欲しい。」が結論です。
色々長くなりましたが、「今、海外留学を考えている人へのメッセージ。」これがメインですが、英語喋りたい!海外旅行へ行って、不自由なく旅を楽しみたい!外国人とたくさんコミュニケーション取りたい!と思っている方へのメッセージとなってますので、是非参考にして下さいね。
今日の記事は、ここまでです。