先週の木曜の深夜のこと。
私は小学校のころから喧嘩ばっかしていた友達の家へ遊びに行っていた。
思いの外話しが弾み、帰るのが3時半を回ったころになってしまった。
その友達は彼女と一緒に住んでいるということだった。
そこへ私が遊びに行くといったので、気を効かせて彼女に席を外してもらっていた。
帰りに最寄りのコンビニまで送ってくれと言うので、送ってあげた。
私はそのまますぐに家に帰り、深夜のニュースを見ていた。
そこへ送ってあげた友達からの電話がかかり、呼び出しを喰らった。
その場所へ行ってみると、彼女の車が他所の家の塀沿いにある溝に脱輪させていた。
溝に落ちた事により、塀が多少破損していた。
どうにもこうにも自力で脱出できずに、レッカーを呼び待っていた。
そこへ、その家の住人が出てきた。
訳を話すと、どうやら理解してくれたようだった。
そこから、修理の話などが出たりなんやかんやをしていたら、車を無事にあげることができた。
話し合いも一段落つき、6時を回るような時間になったので私は家へ帰った。
そうしていると、今日になり突然、その家の人が私の実家に来たそうだ。
内容はというと、「車を上げるのにかかったお金を払ってもらわないと困る。」ということだった。
私はその家の人に、「あんたは何だ?」と聞かれたりしたが、実際に助けに行っただけなので、「友達が車を溝に落としたと聞いたので助けに来ただけです。」と答えていた。
私はその家の人はしっかり理解してくれていると思っていた。
なのに、いきなり人の家まで来て金を払えと言われても、こっちがただ困るだけだ。
結局、じいさんが何かを思い出したかのようにうちまで言いに来たらしい。
その話を聞き、おばあさんがスゴイ心配をしていたようだ。
うちの親と姉はそのことを知っていたが、おばあさんにはそのことを話していなかった。
話していなかった私も悪いのかもしれないが、事故がどうのこうの何ていきなり言われたら、びっくりするし、心配してしまうのは当然だ。
その後に、その人の家族が謝りに家まで来たようだが、私に対して一切の謝罪がないことにとても憤りを感じる。
更に、相手の勘違いにより私の家族に心配をかけさせたことが許せない。
友達や身の回りの人、知らない人関係なく、助けを求める人を助ける。
これが当然のことのように感じられる。
が、助けにいっただけでそこまで面倒を見なくてはならないとしたら、私は金輪際一切困ってる人を助けることはないだろう。