アメリカでパーソナルトレーナーをしていた   肉体改造請負人のブログ

アメリカでパーソナルトレーナーをしていた   肉体改造請負人のブログ

全米に2校しかないフィットネス専門の大学を卒業し、アメリカでパーソナルトレーナーとして活躍していた、
筋トレ嫌いな私「エーケー」が、効率的な肉体改造、そして欲しい物は素直に手に入れる人生を綴ります。

Amebaでブログを始めよう!

前回にお話した
「バイリンガル対象の合同説明会」
の採用プロセスは非常に特殊です。

まず 合同説明会に出席する前から、
先程のサイトで簡単な履歴書をタイプで作成します。

そして、 それを元に興味のある企業へ
1クリックで履歴書の提出が可能です。

しかしながら、 多くの学生は合同説明会の当日に、
タイプした履歴書を20部ほどプリントして、
会場に持っていくのが主流・・・

一般的に 日本企業の新卒採用では、
手書きの履歴書を用意するのが常識ですが、
バイリンガル採用の場合には、新卒者であっても
タイプした履歴書が許可されています。

また、 英文の履歴書を希望する企業もあるので、
皆、英文の履歴書も作り、会場へ持っていくのです。

ここから合同説明会の当日の流れです・・・
まず、 当日に興味のある企業のブースへ行きます。

そこで、 20~30分程度の説明会に出席し、
その場で履歴書を企業に提出。



そして、 どの学生もこのような流れで、
1日に6~8社程度のブースを周り、
履歴書を各企業に提出するのです。

また、企業としては
「優秀な学生を早いうちに取り囲みたい・・・」
といった思惑もあるので、履歴書をザッと見たのちに、
学生に面接のアポイントメントの電話をします。

・・・そうです

その会場で面接まで受ける事が出来るのです。

その為、 各企業とも、
説明会用の企業ブース以外にも、
会場の別の場所に面接ブースを設けています。

そして 早ければ履歴書を提出してから20分程で
企業から面接のアポイントメントの電話が
学生に直接かかってきます。

学生は、 このようなアポイントメントが入る度に、
同日、又は翌日に企業と面接をする事になるのです。

特にボストン会場は、
3日間にも渡る合同説明会なので、
2次面接や3次面接などの
アポイントメントが次々に入って来ます。

その結果、面接だけで、
1日に6回以上こなす学生もいます。
そして たった3日間でなんと・・・

3割の学生が 「内定」を獲得してしまいます。 ↓

http://www.careerforum.net/event/bos/data.asp?lang=J#2

(CFNキャリアフォーラムボストン去年のデータ参照)

一般的に知られている新卒採用としては
あり得ない程、早い流れですよね。

そしてさらに・・・・・・
採用の途中で企業側が優秀な学生を
「接待」をするケースもあるのです。

その接待は通称「ディナー」と呼ばれています。

では、 このディナーについては、 また次回の記事でお話します。

 


(エーケーのFB)https://www.facebook.com/ak.sakei


引用元:海外の大学を卒業する日本人の主な進路とその後~その②~