今日は女王の33回目のお誕生日ブーケ1


つまり、33年前のあの日ばば女王が女王を産み落とした日である。


前に産まれた日の事をばば女王に聞いた事がある。



「あんたの(女王)産まれた日はいつになく大雨の日で


陣痛が来てから車も無かったから当時9歳だった姉さんの


手を引いてキリキリ痛むお腹を抱えて傘をさして足元も


ビチョビチョになりながら2キロ先の病院まで


歩いていってんでぇ」


って、いつも誕生日になると思いだすのか


その日の話をしてくれる。


女王がお腹に入ったときの話とワンセットで・・・


女王がお腹に入った時、周りの友達とかばば女王の兄弟、姉妹とかは


「悪い事はいわへん。40歳でそんな小さな身体で今から


子供産むのは辞めとき。お姉ちゃんもおるんやし、充分やろ?」


って言われたそうな・・・


そう、ばば女王の身長は143cm。小学生の5年生ぐらいの身長。


そんなばば女王が39歳で産み落とした女王の出生体重3200グラム。


お姉ちゃんは2500グラムやったし若かったのもあって


そんなにしんどく無かったらしいけど


女王を産むときはお腹が歩いてるみたいになったそうな・・・


中学生の時、女王はふと自分は望まれて産まれてきたんか?


気になってばば女王に聞いた事がある。


「なあなあ、おかぁちゃん。私は欲しいと思って出来た子?


それとも出来てしまったから産んだ子?」


今考えたらなんて残酷な質問する子供やったんやろ?


「いいや、あんたが出来る前に実は二人(2回)妊娠してんねん。


一回目は、姉ちゃんの産まれたすぐ後にできてんけど


生活苦しかったしとても無理やと思ったから下ろしてん。


2回目は姉ちゃんの子供会の役員でプールの引率してて


妊娠してるか微妙な時期やって帰ってきたら大量の出血で・・


流れてしまってん。だからあんたが出来た時は


残念やった二人の子の分まで元気な子が産まれて来てくれるって


信じてたし生活も少し豊かになってたから喜んで産む事を決めたんやで


家族みんなで産まれて来るの待ってたんやで。


間の子産んでたらあんたはおらんとこやわ。」


って平気で言って笑う明るいおかん。


色んな辛い事あったのに何も隠さず正直に話してくれたばば女王。


女王が親戚の法事とかに顔出したら必ずと言って良いほど


当時の話になる。


「まーようあの歳で産んでどうも無かったもんやなあ。


止めても聞かんかったしなあ。」


って言われて


「頭悪いんはその影響かもよ!おっちゃん。」


なんて言うて、笑っている。


今の時代は39歳の出産って珍しくないけど


当時は40の恥かきっ子とか言う人も居たらしい。


誰に何と言われても産んだばば女王はやっぱり女王の中では


凄い人やと思ってるし感謝してる。


当時のじじ魔王はと言うと・・・・・


「9年も開けてんから、今度こそ男の子にキマッチョル!


バットとグローブ用意しとかな!」


って言って張り切っていたそうな・・・


ばば女王が色んな人に色んな事言われて悩んでる時に


何と能天気な奴!


結局産まれたのが女王でチンチン付いて無いのを知った


じじ魔王はタイソウ|||(┳△┳)|||ショック||||| だったそうな・・・


女王の今があるのもこのアンバランスな夫婦が歳がいもなく


産んでくれたからやと思ってる。


女王と大魔王ももうちょっと頑張ってもじじ魔王とばば女王の


記録を更新出来ないので更新しようと思ったら数で勝負!するしかない。


さあ、いつになっても応援団はいっぱい居るのでファイト!ファイト!


頑張るぞ!!!!!