お父さん!!!
大好き!!!
古い写真を見ると、娘バカですが、「お父さんってカッコいい~」とか「粋だな~」ってうれしくなる
。。。って、いきなり、ですが~(^^;;
今日、姉と父の仮住まいのお部屋に遊びに行ってきました
先々週退院した父は、腎不全で2ヵ月半の入院だった
腎臓の病気って食事制限があってたいへん
お食事によって病状を悪化させちゃうので、、、
弟のお嫁さんがお世話してくれているのだけど、1歳になったばかりの赤ちゃんを抱えての介護なのでたいへんだと思う
というわけで、姉と私で明日の夜までのお食事を用意してきたよ
腎臓病食ってどんなのかよくわからなかったので、父のところに着いてからケータイのインターネットで献立検索
キューピーのサイトに参考献立が出ていたので、3食分の献立を決定
★薄味トン汁
★サバ竜田揚げ
★卵焼き
★和風ハンバーグ
★炒飯
薄味のお食事って作るのが難しい~
減塩醤油や減塩の食塩、減塩だしの素など、弟のお嫁さんが用意してくれていたので、それを使ったけれど、、、
味をみながら「これで大丈夫かな?」「うわっ、薄い~」なーんて
たんぱく質の摂取量を控えて、少量で薄味のお食事ってことなのだけど、
意外なことに、油を使うのはOKらしいの
だから、今夜はサバの竜田揚げ~
私は真鯛の竜田揚げを提案したけど、父はサバが食べたかったみたいなので、、、
サバは、小さく切って、骨をとって、お酒につけて臭みを抜く
塩コショウを控えめにして、片栗粉をふって少な目の油で揚げる
味がなくてかわいそうだったからオリジナルの甘酢を作ってかけてみた
甘酢はテキトー、笑
父の家にあった調味料で
油で炒めたにんじん千切りとネギを、だし汁、お酢、減塩醤油、みりん、砂糖、塩で煮て、片栗粉でとろみをつける
今夜は卵焼きも作った
私の卵焼きはいつもはあまいのだけど、、、甘さをかなり控えめにして
卵汁に入れるだし汁は、豚汁の上澄みを入れました
明日のお昼の炒飯
味付けは塩コショウ、ごま油、お醤油少々、鶏がらスープ粉末少々
めちゃくちゃ味が薄いです
明日の夜は、和風ハンバーグきのこソース
これも味は薄いはず
きのこソースは、調味料をテキトーな配合で気持ち味をつけて。。。
ニンニク少々を油で炒めて、キノコを入れて、薄いだし汁、醤油、お酒、塩コショウ、みりん、砂糖などなど、、、
大根おろしをのせて~
私はお料理が好きだけど、毎日、これを作らなくてはならないとなるとたいへん
世の、病人を抱えるご家族はたいへんなんだなって思いました
弟夫婦に感謝
ありがとう
そして、よろしくお願いします
私は、、時々しか行けないから
今は、すっかり年老いてしまった父ですが、
昔はクールな人だったのよ
この写真は、うちのりょーたが0歳だから、父が53歳か54歳の頃
53歳前後のお友達って、今、私の周りにたくさんいるもんね
彼らを思い浮かべると、この頃の父ってどうだったんだろう?って不思議な感覚。。。
私が、この頃の父の年齢に近づいたってことだもんね
ああ、不思議な感覚
上の写真のお部屋は、父のくつろぎの場でした
私たちは「洋間」とか「奥の部屋」って呼んでいたんだけどね
父は、夜、家にいる時はここで洋画劇場を観ていたし、
診療の休憩時には、ソファで寝ていた
奥の書斎には、子供がワクワクするようなものがたくさんあって、
うーん
思い出すと、ここを壊しちゃうのが寂しいな
今日、父の仮住まいから東京に帰る時、実家の前を通ったら、、、
納戸から灯りがもれていて、思わず、車をUターン
「次回来る時は、何もなくなっているかもしれない」
そう思ったら、姉も私も戻らずにはいられなかった
納戸のサッシや、隣の玄関のサッシがはずされていた
姉が言っていた
「家に帰ってきて、電気がついているから、『お母さーん』って探すのだけど、誰もいない。。。そんな感じだね」って
私も似たような感情でサッシのなくなった家を見ていた
新しい家が建ったら「実家」というより「実家が建っていた場所」ってなるんだね
やっぱりさみしいね
腎臓病を患う父への想いとはずされたサッシ
まったく共通点がないようで、実は、私の胸の中ではかなり重なる部分がある
胸がキュンってなるのだよ
言葉で説明できないや
私はどうすればいいんだろうね