オディロン・ルドンー光の夢、影の輝き展を観に、パナソニック汐留美術館に行ってきました。
予約して時間変更するのも大変なので、予約通り急いで行きましたが、ロッカーはいっぱい。
係の方が荷物を預けさせてくださり、無事入場。
撮影は基本的に禁止だったので、写真は撮影OKな最後のお花の絵を。
妖しくて神秘的で、18世紀末から19世紀のフランスのアートシーンが好きな人にはお勧めです。
蜘蛛や一つ目の絵のインパクトが強いですが、岐阜県立美術館のコレクション以外にも、信仰と祈りのようなものが通底している神秘的な絵も多くて、とても惹かれました。
欲しかったポストカードだけ買って、次は大江戸線で新宿方面へ。
SOMPO美術館にて、「藤田嗣治 7つの情熱」展も金曜日は夜間開館だったので、夕方から急遽行ってきました。
乳白色の女性の肌感、本当に綺麗で見惚れました。
晩年の藤田嗣治さんは、フランス国籍になり、キリスト教に入信された(経歴を見たら暁星で学ばれた様なので、既にキリスト教の学校に通っていました)、ため、最後は宗教画を描いていました。
戦時中、政府の依頼で戦争画を描いた事で敗戦後、日本国籍を捨てざるを得なかったなど、あんなに著名な画家なのに、日本に戻る事がなかったのが第二次世界大戦を経験された故の紆余曲折ですね。
母子像など、ハッとするほど神々しくて、印刷とは違って、生で見ると本当に絵が上手い画家さんだと思います。
猫がお好きだった様で、絵にも会場の階段にも可愛い猫のパネルを設置するなど、猫好きにも堪りませんでした。
個人的には、同時期にフランスに行った高橋二三男さんが、アールヌーボー的な画風で、とても素敵でした。
藤田嗣治さんはダリの髭やピカソのボーダーTシャツの様に、おかっぱに切り揃えられた前髪やお髭、丸メガネが特徴的ですが、あの髪型は藤田さん曰く
「貧乏だった時期に自分で切っていた」
そうで、実家が髪を切る商売だった私には
「洗面器でもかぶって切っているのかな?」
と、藤田嗣治さんのトレードマークになったあの髪型に興味津々だったので、ご自分でカットしていたなら納得です。
時々、昭和の子供の髪がぱっつんなおかっぱ頭になっている写真を見かけるのですが、家族が定期的に切ってしまうなら、そんな髪型が量産されるのも予想できます。床屋さんの金額を子供には節約したい親心なのかな?
会場が3フロアあるので、ゆったり鑑賞することが出来ました。
美術館の金曜日の夜間開館、とても助かります。会社帰りらしいスーツ姿の方も多くて、会期が終わる前にどうしても観たかった二つの展覧会を梯子できました。
とても楽しかったです。やはり歩数を見たらその日は1万歩を超えていました。
美術館巡りは、体力が必要ですよね。
久し振りに結構歩いて、良い運動にもなったのではないかと思います。
最後の写真は黒猫のシルエットで。
ミュージアム・ショップにも黒猫グッズがあって、買おうか買うまいか迷って自宅で必要かどうか見極めてから次回以降、と結局買わずに美術館を後にしました。
二つの美術展、どちらも6/22(日)までの展覧会です。終了する前に、観に行かれて良かったです。



