☆【 出雲大社 『 上の宮 / 龍神様 ( 万九千神社 ) 』
参拝の手順 ( 拝み方 ) 】 ☆
龍神祝詞(りゅうじんのりと)は龍神とご縁を結び、
願望を実現するための古神道の祝詞です。
龍神系の神社へ参拝した際、神前で唱えるのがお薦
めです。
【 龍神祝詞の唱え方 】
龍神祝詞を神社で唱える時は次の様に参拝するのが
お薦めです。
龍神のご利益を最大限に引き寄せることができます。
① 二拝して自分の生年月日と名前、住所を言う
② 祓詞(はらえことば)を2回唱える
③ 龍神祝詞(りゅうじんのりと)を1回唱える
④ 二拝二拍手一拝
なお、祝詞の奏上は時間がかかるので、
他の方のご迷惑にならないよう端によって唱える様
にしてください。
「目の前で唱えないと意味がない」などはありませ
んので、端によって唱える形で大丈夫です。
≪ ①2拝し 自分の生年月日と名前、住所を言う≫
まずはお賽銭を入れて2拝してから
「私は1980年1月1日生まれの山田太郎です。
東京都江戸川区〇〇1-1-1に住んでいます。」
と、自己紹介します。
初めて人と会った時も自己紹介するように、
神様にもきちんと自己紹介することが大切です。
声に出して言っても良いですし、心の中で言っても
大丈夫です。
神社のお賽銭は100円玉がおすすめです。
≪ ② 祓詞(はらえことば)を2回唱える。≫
祓詞を2回唱えます。
祓詞を唱えると、祓戸の神々の御神力により様々な
災難や罪穢れを祓うことができ、
神様の前にいるにふさわしい清らかな状態になる事
ができます。
こちらも声に出しても良いですし、心の中で唱えて
も大丈夫ですが、抑揚つけずゆっくりと読むのが
ポイントです。
※御神前で唱える場合は、
まず二拝( 2度深くお辞儀を )します。
掛けまくも kakemakumo 畏き kashikoki
伊邪那岐大神 izanagi no ookami
お名前を申し上げるのも、恐れ多い
伊邪那岐大神様が、
筑紫 tukushi の 日向 himuka の、
橘 tachibana の 小戸 odo の、
阿波岐原 ahagihara に、
筑紫(九州)の 日向の、橘の小戸の、阿波岐原
という場所で、
御禊祓へ misogi-harae 給ひ tamaiし時に、
生り坐せる narimaseru
祓戸 haraido の 大神等 ookamitachi
禊祓いをなされた時に、お生まれになった
祓戸の大神達よ
諸諸 moromoro の 禍事 magagoto、
罪穢 tumikegare 有らむ aranをば、
様々な災厄や、罪穢れがあるならば、
祓え給ひ haraetamai 清め給へ kiyometamae と
白す事 moosukoto を、聞こし召せ kikoshimese と、
それらをお祓い下さい、お清め下さいと、
申し上げることを、お聞き届けくださいと、
恐み kasahikomi 恐み kashikomi も、白す mousu
畏れ多くも、申し上げます。
※唱え終わったら、再び2拝2拍手して、
最後に1拝です。
[現代語訳]
言葉に出して言うことも恐れ多い事ですが、
イザナギの神さま、
筑紫の日向の、橘の小門の、阿波岐原で、
禊をされた時に、お出ましになられた祓戸の神様方
にお伝えします。
色々な災い、悪い事、不浄なものがあるならば、
どうか、取り除いてきれいな状態にして頂きます様
にお願いします。
禊( みそぎ )
心や体を清めて、体についた目には見えない悪い
もの、罪・穢を取り除くこと。
祓戸( はらえど )の大神( おおかみ )
瀬織津比売(せおりつひめ)、
早開都比売(はやあきつひめ)、
気吹戸主(いぶきどぬし)、
早佐須良比売(はやさすらひめ)の 四柱の神。
祓戸とはお祓いを行う場所のこと。
※ 柱とは、神さまの数を数える言い方。
禍事( まがごと )
災難、悪いこと。
罪( つみ )・ 穢( けがれ )
悪い行い、間違った言葉や行動、心や体に関わる
病気、災害、不浄なもの 等によって、気持ちが枯
れた状態である事。
≪ 祓詞( はらえことば )とは ≫
祓詞は、お祭りのはじめに、神さまにお供えするも
のや、お祭りで使うもの、神主や参加する人たちを
お祓いする時に読みあげる言葉です。
起源は、古事記(※1)から来ています。
イザナギの神が、黄泉の国 ( ※2 )から帰って来た
時、
筑紫の日向の、橘の小門の、阿波岐原という所で、
お祓いを行った事が、もとになっています。
その事から、イザナギの神前でのお祓いの時に、
お出ましになられた祓戸の神さま方に、お祓いをお
願いする内容となっています。
( ※1 )古事記 = 日本の神話
( ※2 )黄泉の国 = 死後の世界。( yomotukuni )
≪ ③ 龍神祝詞 ( ruujin-norito ) を1回唱える≫
龍神祝詞を1回唱えます。
こちらも声に出さず、心中で唱える形で大丈夫。
ポイントは祓詞と同様、抑揚をつけずゆっくりと
読むことです。
《 龍神祝詞 ryuujin norito 》
高天原 taka ama hara に、坐し坐し mashi mashi て、
天と地 ten to chi に、御働きmihataraki を現し給う
arawashi tamau 龍王 ryuuou は、
高天原に鎮座し、天と地にお姿を現す龍王は、
大宇宙根元 daiuchuu kongen の、
御祖の神 mioya no kami にして、
宇宙の創造主のお使いであり、
一切を産み issai o umi、一切を育て issai o sodate、
萬物 yorozu no mono を 御支配 goshihaiあらせ給う
tamau 王神 oujin なれば、
あらゆる全ての万物を産み育て、
統治される全知全能の神様である。
一二三四五六七八九十 hi fu mi yo i mu na ya ko to
の 十種 tokusa の 御寶 mitakaを、
己が姿 onogasugata と 變じ給いてhenji tamai te、
自在自由 jizai jiyuu に、天界地界人界 tenkai chikai-
jinkai を、治め給うosame tamau 龍王神 ryuuoujin
なるを尊み toutomi 敬いて uyamaite、
十種の御寶に姿を変えて、
自由自在に天上界、地上の世界、人間界を亘り、
万の事を治めて下さる龍王神を深く敬い、
眞の makoto no 六根一筋 mune hitosujiに、
御仕え申す事の mitukae mousu-kotono由 yoshi を
受引き給いて、 ukehiki-tamaite、
六根( 眼、耳、鼻、舌、身、意6つの感官能力 )
すべてを以って一筋にお仕えする事を第一とする事
を、お約束いたします。
愚か oroka なる心 kokoro の 数々 kazu kazu を戒め
給いて imashime-tamaite、
一切衆生 issai syujou の 罪穢れ tumi-kegare の 衣
koromo を 脱ぎ去らしめnugi sarashime 給いて
tamaite、
萬物 yorozu-no-mono の 病災 yamai をも、
立所 tachidokoro に、祓い清め 給い、harai-kiyome-
tamai、萬世界 yorozu-sekai も 御祖 mioya のもとに
治めせしめ osame seshime 給へ tamae と、
祈願奉る koi negai -tatematuru ことの 由 yoshi を、
きこしめして、
( 生を享けて seiwoukete からこれ迄、御神仏に護ら
れて、丈夫に生きてこれた事に感謝します。)
どうか、これからもその偉大な御力で、私の内なる
愚かな心を戒め、
生きとし生けるものの罪穢れを祓い清められ、
あらゆるものの病や災いをも立ちどころに、萬世界
をお治め下さいます様、宜しくお願い致します。
六根の内 mune no uchi に 念じ申すnenji mousu
大願 daigan を 、成就 jouju なさしめ給へ
nasashime-tamaeと、
恐み kashikomi 恐み kashikomi 白す mousu
恐れ多くも申し上げます。
( = 御多忙中、恐れ入ります。)
私の六根で強く祈り続ける大願が、きっと成就しま
す様。
( 今度 kotabiこそ周囲の人も含めて皆が、各々の適
材適所に辿り着き、自分自身を活かして平常心を
保ち、笑顔で協力できます様に。)
≪ ④ 二拝二拍手一拝 ( nihai-nihakusyu-ippai ) ≫
2拝2拍手の後
『 神恩感謝 shin-on-kansha!( 3回 ) 』と声に出し
て唱えるか、心の中で唱えます。
神恩感謝は神様の生成発展を願うお祈りです。
その後、1拝します。 〘 これで参拝は完了です。〙
≪ 龍神祝詞の起源 ≫
龍神祝詞の起源は不明ですが、
日本には雨乞い祈願をして龍神の御神威を授かった
龍神信仰の伝説が多々あり、龍神を御祭神として祀
っている神社も数多くあります。
農耕民族である日本人は稲作に必要な水をもたらす
ために、古来より龍神祝詞を奏上していたと考えら
れます。
( 現代でも、滋賀県の竹生島神社や神奈川県の
龍口明神社では、龍神祝詞奏上されています。)
≪まとめ ≫
龍神祝詞は龍神様とご縁を結び、願い事を成就させ
たい方におすすめの祝詞です。
龍神系の神社へ行った時ぜひ唱えてみて下さい。
≪ 龍神祝詞のダウンロード ≫
龍神祝詞のPDFはこちらからダウンロードできま
