世界を変えるデザイン展
さて、今日六本木に来た一番のお目当ては「世界を変えるデザイン展 」。
原研哉さんもおすすめしてたのでずっと気になっていました。
ミッドタウンのデザインハブとAXISの4Fで開催されています。
本展は、発展途上国に存在する課題を
[water][food][energy][health][housing][mobility][education][connectivity]の
8つに分類し、これらの課題を解決し、
新たな市場や雇用を生んだプロダクトにフォーカス。
1日平均収入が2ドル以下の発展途上国の人びとに対して、
デザインができることは何か。どんなデザインが求められているのか。
「現地の人びとの生活視点や発想」を出発点に、
約80点のプロダクトデザイン、プロジェクトを紹介されています。
学生時代から世界の貧困問題に興味がありグローバリゼーションの
授業とかを積極的にとっていたりしました。
それは、「世界がもし100人の村だったら」という本との出会い。
- 世界がもし100人の村だったら/池田 香代子
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当たり前の幸せを見失いかけた時この本の内容を思い出し
自分がどれだけ恵まれた環境にいるか再認識するようにしています。
AXISの会場にも入るなり、問題提起の数字たち。
改めて数字で見ると、問題の規模感が明確になります。
貧困の人の数にも驚くけど、
携帯電話の普及率も40億人以上だったりすることに驚いたりします。
やっぱり格差の肝は情報なのかなーと思ったり。
こういう、ラップトップ型パソコンが発展途上国にも普及して
教育が行き届く日はいつの日やら…
この展示会を見て感じたのは発展途上国の人は
何より生きるために生きているということ。
だから、まずは衣食住のライフラインが最低限整わないと
情報とか教育とかを整備しても仕方ないと思いました。
サッカーは世界をひとつにする球技。
衝撃的だったのは、出産キットなるものがあったこと。
発展途上国の人は出産マニュアルとこのキットを使って
自分で出産しなくてはいけない状況らしい。
命を繋ぐことすら、命掛け…なんだか恵まれた国に生まれた私にとっては
次元が違いすぎて、想像を絶していました。
ニュースで騒がれている口蹄疫のブースもありました。
細かく見えてるのは、被害にあった10万頭分の牛・豚を表しています。
シビアなニュースなのでtwitterでも色々キャンペーンをやっていたりするけど、
頑張れっていう励ましだと軽くなっちゃいそうで安易にできなかったりします。
「世界を変えるデザイン展」
ちょっと解釈に苦しんだ要因としては「デザイン」の定義が曖昧なままだったから。
ワークショップにも出てたというあやちゃんと
あとでtwitter上で意見交換をしたけど
先進国のデザインはスタイリング的なものが多くて、
生きるか死ぬかの世界にいる先進国の人にとっての「デザイン」の概念は
全然違うものと言われて、なるほどーと腑に落ちた。
そういえば、私がこないだ発表したwebデザインの概念の中でも
デザインはスタイリングではないと
発表したばかりだったからちょっとリンクしました。
ちょっと、今日は世界について考える大人の社会化見学でした。
- デザインのデザイン/原 研哉
- 前にも読んだけど、また読み直してみよう。

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- ダーウィンの悪夢 デラックス版 [DVD]/出演者不明
- 大学の時にグローバリゼーションの課題で見たDVD。
- ドキュメンタリー形式にタンザニアの貧困について描かれています。

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