押切もえさんの「モデル失格」(小学館101新書)を読みました。
彼女の最近の活躍ぶりは、モデルだけにとどまらず多方面に渡っており、特に彼女が非常に前向きで、勉強家であるというのは、かの勝間和代氏も絶賛していたので、このGWに読んでみました。
そこには、等身大の彼女が本当に素直に自分のこれまでのモデル人生の中で感じたこと、やってきたことなどが書かれていて、職業は違うけれども同じ女性として共感できるところがありました。
そして、何より彼女が貪欲に幸せを求めていること、幸せでいるために動いていることが手に取るようにわかって、読み進めるうちに、モデルという我々とは全く別世界の華やかな存在の彼女が、ぐっと近くに、そしてぐっと親しみをもてる存在に変わっていくのを感じました。
人は誰でも誰かを愛したいし、愛されたい、そして幸せになりたいと願っています。
それを口にしてしまうと、時には嘘っぽかったり、なんとなく気恥ずかしかったりして正直になれないものですが、彼女はあえてそれをストレートにぶつけてくる。それがある意味心地よく感じます。
読んだ後に、とても爽やかな気持ちになる、そんな1冊でした。
お薦めの1冊です!!