今日、親友が32歳という若さで死にました
死因は練炭よる自殺です
親友は派遣で働いていました
親友が働いていた会社が倒産して次の仕事先がコロナの影響でなかなか見つからず、東京から実家に1週間前に帰ってきていて今日の夕方に亡くなりました
お父さんとお母さんが少しの時間、出掛けて帰ってきたら部屋にいた親友がいなくなっていて不振に思ったお母さんが外に置いてあった車の中で亡くなっているのを発見したそうです
車の中には練炭と遺書があったそうです
遺書には、もう生きるのに疲れた、この世のなか僕みたいな弱者は派遣で一生懸命働いたとしてもゴミのように捨てられる、一回捨てられたゴミは一生ごみ袋からは出てこれない、そして焼却されて跡形もなく消される、そんな人間なんだ僕は・・この国は生産性で成り立っている必要とされる人間と不要な人間がいて命にも命の選別があるように人間の命にも値段があって自分の価値はもうないんだと思う、こんなかたちで命をたつことを許してください
今までありがとうございました
親友とは亡くなる3日前に会って話をしてその時はあまり自分から話すタイプじゃないのに積極的に話してくるし妙に笑顔で昔の話をしてくるなとちょっといつもと違うなと思いました
僕もまだパニック障害の症状が良くならずで家から出ることが怖い状況が続いているのですが親友と会う時だけはパニック障害の症状もあまり出ないで話せていました
こんな僕のことも心配してくれて、焦らずゆっくり休んで少しずつ治していけば大丈夫だよって言ってくれる優しい親友でした
親友とは高校時代に知り合ってお互い支えあいながら頑張って生きてきました
こんなかたちで命をたってしまった親友のことを僕は何で死んだんだよとは責める気持ちにはなりませんでした
人間って本当に悲しいとき、悔しいとき、寂しいときって涙の一滴も出ないんだなと思いました
不謹慎かもしれませんが、亡くなった親友のことが羨ましく思えたというか正直、僕も病気で苦しい日々を過ごしているので親友の気持ちがものすごくわかるんです
有名人の自殺も増えて情報や報道に出ているコメンテーターの方々が揃って言っていたのが「あの時、死ななくて良かったと思える日が必ず来るから、今は生きてほしい」と言われているのが多いなと思いました
この言葉を言える方々って人生成功している人であって僕には心に突き刺さりませんでした
親友は亡くなる3日前に「前にNHKで海外で安楽死する女性のドキュメンタリー番組を見たんだけど苦しまずに亡くなっていく姿を見て何で日本にも生きずらさを抱えている人がたくさんいるのに安楽死制度がないんだろと言っていました」
僕もその番組を見ていて衝撃を受けて日本にも安楽死制度をつくるべきだと思いました
生きづらさを抱えながら生きるのであれば自ら自らの命を終わらせることができる世の中になってもいいのではないかと思います
親友の死によって毎日が面白くもない楽しくもないつまらない日々を過ごしています
「笑う門には福来る」この言葉を前は好きでしたが一番嫌いな言葉になりました
笑っていても良いことばかりじゃない・・
早く死にたい
俺も疲れたよ、親友
死ねばもう一度会えるのかな・・・