何も語らない
ゆきりんの瞳に愛を探しても

言葉が足りない…
そうぼやいてたのをふっと思い出す

photo:01




今となれば
胸のわりに細いお腹や
少し鼻にかかるその声も
数え上げたら きりがないんだよ

愛してたのに
心変わりをせめても
むなしくなるだけで…

photo:02




“風邪がうつるといけないから
キスはしないでおこう"って言ってた

考えてみると
あの頃から君の態度は違ってた


アイドルのオーディションに
受かったこと
僕にくらい話してくれても
よかったのに…

photo:03




いざとなれば
毎晩ゆきりんが眠りにつくころ
あいも変わらず電話かけてやる

なんて まるでその気はないけど
わからなくなるよ
男らしさって一体 どんなことだろう?


夕焼けに舞う雲
あんな風になれたならいいな
いつも考え過ぎて失敗してきたから
思いつめたって
君はもう、別の世界にいるんだから

photo:04




今となれば
嘘のつけない優しい性格や
家事に向かない荒れた手のひらも

ゆきりんをつくる全ての要素を
愛してたのに
心変わりを責めても君は戻らない


いつか街で偶然出会っても
今以上に綺麗になってないで
たぶん僕は忘れているだろう
あの温もりを…
ゆきりん、 さようなら

photo:05




何も語らないゆきりんの瞳だって
いつか思い出となる
言葉にならない悲しみのトンネルを
さぁくぐり抜けよう…





iPhoneからの投稿