凸凹のまま膨らんだ
あっちゃんへの想いが
この胸のほころびから顔を出した
口笛を遠く
永遠に祈る様に遠く 響かせるよ
言葉より確かなものに
ほら 届きそうな気がしてきた
さあ この手を握って
僕らのいまが途切れないように
あっちゃんの香り
あっちゃんの身体
あっちゃんの全てで 僕は生き返る…
どんな時だって2人なら笑えますように
無造作にさげた鞄には
タネが詰まっていた
手品のよう ひねた僕を笑わせるよ
形あるものは次第に姿を消すけれど
あっちゃんがくれた
この温もりは消せないさ
いつもは素通りしてたベンチに座り
あっちゃんを想って 見渡したら
よどんだ街の景色さえ
ほら 愛しさに満ちてくる
ああ 雨上がりの遠くの空に
虹が架かったなら
戸惑いや 不安なんて
簡単に吹き飛ばせそうなのに
君の手のぬくもりに包まれた
まるで世界中を優しく包み込むように
あの日、歌っている姿をTVで見てから
夢中で思い続けていた君が
ほら 今 目の前で笑っている
幸せってこういうものかなぁ…
さあ この手を握って
僕らのいまが途切れないように
あっちゃんの香り
あっちゃんの身体
あっちゃんの全てで 僕は生き返る
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