小説「果実な僕ら」

小説「果実な僕ら」

駆け出し脚本家の、初めての携帯小説です。
BLで始まりますが、内容は様々なヒューマンストーリー。
脚本形式なので、ご了承ください。

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あかざえもん @akazaemon_hoshi

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(参拝後 回転寿司)


ウィリアム:「《英》すごい!

見たことない寿司がたくさん回ってる!」


エレア:「《英》回転寿司はアメリカにはないのか?」


ウィリアム:「《英》少しだけあるけど、回ってるものが全然違う。生の魚ばっかりだね。」


エレア:「《英》それが正しい寿司だ。

玉子やイカもあるから、なんか食えるだろ。」


ウィリアム:「《英》迷うなー。」


エレア:「《英》時間はまだあるから、ゆっくり選べ。」


ウィリアム:「《英》ビール飲みたい!」


エレア:「《英》お前いくつだ?」


ウィリアム:「《英》17。」


エレア:「《英》日本は酒は20歳からだ。」


ウィリアム:「《英》アメリカもそうだよ。

でも旅行だしいーじゃん。」


エレア:「《英》それもそーだな。」


ウィリアム:「《英》エレアはツクモのなに?どういう関係?上司と部下?」


エレア:「《英》確かにつくもは雇い主ではあるけど、元々は高校からの親友だ。」


ウィリアム:「《英》へー。

じゃあ俺を説得してって頼まれたの?」


エレア:「《英》説得?」


ウィリアム:「《英》1000万円の話聞いたんじゃないの?」


エレア:「《英》それな。

親に黙ってるだけで1000万は高くないか?」


ウィリアム:「《英》あれ?

じゃあエレアはツクモの『秘密』知らないんだね。」


エレア:「《英》秘密?」


ウィリアム:「《英》モデルのツクモにはトップシークレットだと思うよ。」


エレア:「《英》なんだよ、その秘密って。」


ウィリアム:「《英》それは1000万円の種だから、軽々しくは言えないな。

それともエレアが1000万円払う?」


エレア:「《英》払わねーよ。

つくもが言わなかったってことは、知られたくねーことなんだろ。」


ウィリアム:「《英》そうだね、間違えば家族ぐるみの大騒動だ。」


エレア:「《英》ってことは、親も巻き込むから、お前が親に言う可能性も低いじゃん。」


ウィリアム:「《英》あ、気づいちゃった?

でも日本のマスコミは喜ぶでしょ?」


エレア:「《英》なるほど。その口止め料ね。

でも急に1000万手にしたら、親にバレるだろ。」


ウィリアム:「《英》コツコツ使うよ。」


エレア:「《英》んー、なるほど。

なら、ツクモの出方も変わると思う。」


ウィリアム:「《英》お金手に入るかな?」


エレア:「《英》1000万かどうかはわからないけど、ある程度は。」


ウィリアム:「《英》ラッキー!

なくならないお金欲しかったんだよね。」


エレア:「《英》なくならないお金ね。」


ウィリアム:「《英》あ!近代的な温泉は?」


エレア:「《英》まずは寿司食うことに集中しろよ。」


ウィリアム:「《英》そうだね!」



(回転寿司の後、スーパー銭湯に行った)


ウィリアム:「《英》まつり湯か。

面白かった!熱かったけど。

日本人はなんであんなにたくさん浴槽に入るんだろう。」


エレア:「《英》文化の違いとしか言えないな。

それより明日は京都に行きたいのか?」


ウィリアム:「《英》エレアが連れてってくれるの?」


エレア:「《英》俺は仕事があるから無理。

でも希望はつくもに伝えとく。

たぶん1泊の泊まりになるんじゃないか?」


ウィリアム:「《英》じゃあツクモに、その1泊の後に返事ちょーだいって伝えといて。」


エレア:「《英》わかったよ。」


ウィリアム:「《英》本当はエレアが案内してくれたらよかったな。エレア、タイプだし。」


エレア:「《英》は?」


ウィリアム:「《英》僕、バイだから、タイプの子と旅行したいじゃん?」


エレア:「《英》それはどーも。

じゃ、仕事の時間だからホテルに送ってく。」


ウィリアム:「《英》残念。

日本人はバイやゲイは少ないのかな?」


エレア:「《英》さあな。」



(ウィリアムのガイドをしているうちに、あるアイデアがエレアの中には浮かんでいた。)