「どうしてですか。人生において、重要な感心事はただ一つしかありません。死がそれです。

でも、わたしの考えによりますと、たしかに死は刑罰ではありましょうが、罪のつぐないではありません」


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私が読んでいる「モンテ・クリスト伯」は、 岩波少年文庫から中学生以上を対象にして編訳(※翻訳にあらず)されている作品で、今現在上巻のみ読了。

以下↓は、取り敢えずの感想(しかも久々に箇条書きです・苦笑)。


※最初に伯爵の手の中に落ちたのは、フランツ・デピネー男爵だったと言う事が判明。


※まだ少ししか出てきていませんが、アルベール・ド・モルセール子爵は何処となく、イフの城砦に入る前のエドモン・ダンテスに似ているような気がします。


※原作の方が、モンテ・クリスト伯の暗躍をよく知る事が出来るので(当たり前ですが・笑)アニメーションから見て伯爵のファンになった人なら、原作は読んでおいて損はしないだろうと思いました。


※マクシミリアン騎兵大尉が関係するモレル商会のエピソードは、是非アニメーションでも見たかった…!!(歯軋り)。


※アニメ、別に一年かけてもよかったんじゃないかと本気で思ってしまった←まだ上巻しか読んでいないのに・笑。


※ノワルティエがとても行動的で過激な上に格好良い!!(吃驚した・笑)。

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馬車にのる前に、アルベールはホテルの給仕に、モンテ・クリスト伯爵にあてた名刺を一枚ことづけた。

まねいた客が約束を忘れはせぬかと、心配だったからである。《子爵アルベール・ド・モルセール》とある名刺の上に、鉛筆で彼は書いておいた。

「五月二十一日午前十時半、エルデ街二十七番地」



モンテ・クリスト伯 上
¥760
株式会社 ビーケーワン