\505
株式会社 ビーケーワン
ピエタ 1
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著者/棒野なな恵   ヤングユーコミックス/集英社 刊


↑は、最近の愛読書です。

ネット小説や本・文庫の読みすぎで酷い目痛の中、それでも最近寝る前に何故か読んでしまう一冊。

初めて読んだ時に「こんな漫画もあるのか」とはっきりと思った本です。


躍動感では無く、逆に静寂な世界観に自分が侵食されていくような感じがしました。

何度読んでもその感覚は変わっていなくて、それが不思議であり奇蹟のような気がします。


運命の糸を手繰るように、出会う二人の少女。

残酷な世界と言う名の義母は、少しずつだけれどしっかりと繋がった二人の少女の絆を、死と言うハサミで断ち切ろうとするのだけれども。


「私達は 生きるために 出会ったんだから」 


と、一方の少女が気付くのです。

とても心に残る言葉。

そうして、二人でちゃんと幸せになる為の物語。悲劇では 無く。




かなり読み倒しているので、そろそろネット通販で新書を手に入れなければならないなあ、と最近思っています。 ベニチカ