母親:
(六親縁)母の干「甲」が陰占にあり縁が存在します。母親として順当で上手な子育てをし役割を果たします
父親:
(六親縁)母の干に干合する父の干「己」が陰占にあり、父親が家系、家庭の中で中心たち、落ち着いてどっしりと父親として子供を見守り、役割を担います。
ご両親は、 親の牽牛「礼儀礼節を重んじ、神経質で小心者です。独自の美意識、自尊心を大切にするため、責任感と自制心があり、出所進退をわきまえます。古典的な思考をするため時代の変化についていくことが苦手です。」をあなたの鳳閣「無理をしない自然主義、理性と中庸、そして事実をそのまま伝える伝達の本能が強くなります。」が相剋する関係です。
結婚する人(パートナー):
パートナー(壬)が陰占にあり、職場や交友を通してパートナーとの縁に恵まれやすいです。
結婚後もパートナーは仕事を通じて役立って行きまが、夫婦は情のある剋しあいをし絆を育む有情剋の関係になります。
高望みをせず用心深く堅実にコツコツと積み上げていきます。時には口うるさい時もありますが信頼できる人だからこそです。
ウェットな人
協調協和を以て組織を成す美とすることを重んずる。動乱期はアウトローとなり、平和の時代は体制者となる。政治、経済に頭角だし、時代を見る目は鋭い。男女問わず外面の柔、内面の剛。一転平坦の気を有するために人生の波は相当荒い。
そして陽占の配偶者(パートナー)の場所に現れる星は「龍高」です。 鳳閣(あなた)はパートナーから相剋されている関係です。
結婚(事実婚関係含め)後の家庭関係では、常識にとらわれず、自我を通す強さがあります。度胸があり冷静に問題を対処し、夫婦対等でどこでも生き抜いていきます。
岩井俊二さんご自身。
戌亥天中殺。
初代運・家系を継げない。父親母親との縁がありそして順当の恩得を受けますが、その恩得を現実性よりも精神性を育てることに注ぐことが運を伸ばす鍵となり、また初代運としての運勢を左右します。
(現実)が欠け、その分を満たそうと(精神)に傾向していきます。つまり、それは現実の心のあり方が不自然融合し、また家系そのものが不自然な形になっていきます。平和を愛し、堅実に生きる運命。安定の時代に力を発揮。平和や穏やかさを好む感覚が天性に備わっている運命。行動も堅実。人間関係、身内や身近な人を大切にする美点を持ち合わせている。何事も保守的・平均的に考え、丸く収めようとしすぎて人の意のままになるという落とし穴も。
守護神
岩井俊二さんは晩冬の日に生まれた丁(火性)です。丁はロウソク、たいまつの灯火を象徴します。 灯火の役割はまず自ら火が灯もることで果たされます。丁火は身強身弱によってその役割が違ってきます。身強は木を焚いて灯る火、身弱は天に輝く星です。身弱が強い炎を灯すと短命に繋がります。身強身弱ともに木性の持続性に依存し、木が枯渇すると燃料切れとなり、運気が続かず限界を迎えます。晩冬の寒さの中で炎を灯し続ける為には甲木と斧の庚金が不可欠です。守護神はたいまつの原料となる樹木、甲(木陽性)です。そしてその原料を得るために樹木を伐る斧、庚(金陽性)が必要です。
若年期の苦労が中年以降の発展に役立ちます。
内にある平和を守る為独立独歩、慎重になる個性がより強いです。長い目でより明確な夢や目標を持つほど人よりも忍耐強くなり、諦めずに継続的に頑張り続けます。またその専念によってその世界の匠となります。
現実性を重視する傾向です。
「瞬火」な存在です。一瞬でエネルギーを発し、その雰囲気が漂っています。神経過敏ですが度胸があります。中年期に変化があります。肉親想いです。
岩井俊二さんの心「丁」は、灯火は穏やかで、その炎には周囲を照らす、暖かさと密かな情熱が秘められています。一方で簡単に吹き消されてしまうか弱さ、傷つきやすい繊細さがあります。小さな炎でも取り扱いを間違えれば大火傷どころか森や山を焼き尽くす激しさもあります。好き嫌いがはっきりし、熱し易く冷め易い、気持ちの変化が激しといった性情です。暖かく時には鋭く照らし出す性は芸術性と繋がり、また損得以上に筋を通す正義感を持ちます。基本は義理人情のある、温かなお人よしです。
どちらかというと内側にあるものがハッキリとした形となって現れ、周囲にわかりやすいようですが、一方で内側が複雑に形成されていて周囲にはわかりにくいところもあります。
最善の育ち方は、「のんびり」した環境、「のんびり感」が能力開発、発揮にとても大きく左右する星です。せかす言葉より、集中させる言葉や背中を押す言葉が本人を伸ばすカギです。
心は「普段は情熱を秘め穏やかで暖かいのですが、突如として山をも燃やし尽くす激しい灯火」を通じて現れる「長期的思考により、その都度瞬間を自然と共に柔軟で無理なくありのままを受け入れ生きる。天心には理性があり、中庸に観察分析し真実を捉えそのまま伝えることに長けています。のんびり、温厚温順で自然のなかでの遊びが上手く、いつまでも若々しい思考で、不安を持たず明るい」とする基本性格、存在感です。
常識の中で真面目に働く人で、法律を重視する人です。ルールを重んじて、信用第一で着実な人生を歩もうとする傾向があります。
本領発揮のコツ
エネルギー数値の大きさの順で取り組むことが「自分らしい」無理の無いやり方、本領を発揮できるプロセスです。ご本人のモチベーションでもあります。
10。正直、実直な人生を歩む働き者。体がよく動き、スポーツに才能があり。
10。企画力、計画力にすぐれ、教授する才能大。新しい世界を開く人生。
8。人生の歩みが用心深く補佐役としての才能が豊か。 失敗が少ない。
8。人を育てる才能あり。年齢差の大きい人に好かれる。海外へ出て大成。
6。精神的統率力を持つ。奉仕の心が大。晩年に大成し、若年は動きが小さい。
6。感性を必要とする世界で大成。自由人の質。ただし心の揺れが大きい。
6。他人の力を集結する才能あり。社交性豊か。友人多し。柔軟性大。
5。趣味人的要素あり。自由人の質。明るく人生が暗くならない。
5。守備力強く、中年から晩年に至って大成する。目下に対して厳格さあり。
強弱のバランスがとれたエネルギーがあり、家庭でも社会においても適応し行動を起こしていくことができます。ただし、起業や長期のハードな仕事は周囲の協力がないと心身が持たず体調を崩します。
人に褒められるほど運気が下がります。人、集団、身内か世間から攻撃を受ける、逆風や試練などを受けるとそれらを土台にして成長を遂げます。助け合うことでは伸びない、いじめられることで伸びる白虎型は人間付き合いにちょっと複雑かもしれません。
大成するまでに、一度散々な目にあったり、波乱を経験することもあります。強い自尊心が苦労を呼び、一方で成功を呼ぶのです。
56歳〜65歳まで の10年間
子供や部下など目下(たち)のより力となれます。
それらの起因として、 懐疑的、葛藤、繊細さが増すことで芸術的感性が高まります。自分の手で作り上げようとするこだわりが時には反発、反抗心につながりやすくなります。温かい情愛が膨らみます。
同じく、自分が持つ星の無理をしない自然主義、理性と中庸、そして事実をそのまま伝える伝達の本能が強くなります。
青年の星、活力溢れる冒険心、無鉄砲さ、不用意さがありますが、人を引っ張る、批判力、新しいものを作り出すエネルギーが強くなります。人を傷つけやすくなることに注意。
しかし、本能・精神と行動・現実の調和がとれず、長期的思考、柔軟で無理なくありのままを受け入れる自然思考に基づく理性と中庸の精神、伝達力の星が巡っていますが、内にこもりのんびりにしたいと思っても慌ただしさに追われる生き方になりやすい時です。
[元命、現状、自分の足元、心の支え、決断、手段・方法、家系(祖父母、親、子供)の流れ]の領域
精神、現実が分離し、それまでのことが止まり、思い描いた望みがくずれ、また現実も分解します。
現状で行う決断、手段や方法、心の支えとしていたもの、家系・目上との争いやトラブルが起こります。
[私的、現実の結果、まとまり、家庭、配偶者]の領域
意識しなくても、取り組んでいたことが実を結ぶ、結果をまとめられます。またはまとまります。
結婚の運気が高まり、家庭またはプライベートが充実します。または家内を充実することでさらに運気がよくなります。
2020年(57歳)
より希望の収入に近づきます。
それらの起因として、 精神的統率力、現実性を重視しする、人を引き付けたい、愛されたい、好かれたいという思いからさらに愛情を注ぐ本能が高まります。
同じく家庭、家族を育む、全てを育てる為の「蓄積」、コツコツと急ぐことなく、怠けるのでもなく実績を積み重ねる、金銭力が高まります。常に常識的であり、現実の世界に密着した倫理であれば理解が早いのですが、気負いのない庶民力が冴えます。
奉仕的な精神、豊かな感性の死人の星です。開拓心が強く行動力があるため、波乱を起こします。
守護神(甲庚・)も同じく巡り試練が和らぎますが、和らぐ分の感謝や理解を深めることを忘れてはいけません。
[元命、現状、自分の足元、心の支え、決断、手段・方法、家系(祖父母、親、子供)の流れ]の領域
精神、現実が一致し、思い描いた望みが具体化、現実となっていきます。
人脈の拡がり、目標が明確化し、自主能動性が上がります。物事の手段や方法についての工夫、ひらめき、充実が生きてゆきます。
[私的、現実の結果、まとまり、家庭、配偶者]の領域
内、家庭やまとまり、物事の結びで配偶者・ごく親しい人トラブル、また裏切りへの注意が必要です。
以上「算命学 ザ・プロフェッショナル VER.01」より一部掲載
詳しくは:https://sanmei.ddns.net/IwaiShunji